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【チャレンジC予想】古豪と新星が中長距離路線で飛躍誓う

  • 2021年12月04日(土) 05時35分
 かつては秋シーズンの開幕を告げる2000mのハンデ戦として行われていた重賞競走だったが、2012年に暮れに移設されたのを機に1800mへと変更され、2017年からは2000mの別定重量戦として行われている。頻繁に条件変更がされているので、過去の傾向と照合しにくい面があるが、昨年はこのレースを勝ったレイパパレ大阪杯を制し、一昨年の勝ち馬ロードマイウェイと、18年の優勝馬エアウィンザーは厳寒期を休養にあてて金鯱賞へと駒を進めている。GIシリーズの合間に行われるとはいえ、注目のレースだ。

 ◎ソーヴァリアントセントライト記念の2着馬。デビュー戦は出遅れて最後方。最後はすごい脚で追い込んだが3着。2戦目で1位入線を果たしたものの、のちに失格の憂き目にあうなど不運ともいえる競走生活のスタートだったが、4戦目の初勝利から弥生賞4着を経て条件戦を2連勝と波に乗ってきた。

 前走のセントライト記念は前後半の6ハロンが72.7秒、71.8秒という淀みないペースの流れに乗って正攻法で勝ちに行ったが、最後は勝ち馬に強襲されてしまった。それでも。のちの菊花賞2着馬には先着を果たしており能力を見せた1戦だった。今週から仮柵が設けられるBコースへと変更になるものの、使い込まれて荒れた馬場を味方にできそうだ。

 〇ペルシアンナイトは17年マイルチャンピオンシップの優勝馬。それを最後に勝ち運には恵まれていないが、大阪杯2着、マイルチャンピオンシップ2着、3着、札幌記念2着、3着と高いレベルのレースで上位入線を果たしている。前走の天皇賞・秋は後方から追い込んで0.8秒差7着。前半に楽をしていたとはいえ上がり33.1秒はコントレイルに次ぐものだった。もう一花咲かせてほしい。

 ▲ジェラルディーナは特別競走を3連勝中。もともと素質を高く評価されていた馬だがレースに集中しないところがあって出世が遅れていた。前走の西宮Sは半マイル48.7秒のスローペースだったが。後方待機から33.3秒の末脚で突き抜けた。ここは試金石となる1戦だが、注目の1頭だ。

 △マイネルウィルトスアルゼンチン共和国杯2着。強敵相手の札幌記念でも差のない4着しており侮れない。最後に小倉記念の末脚が印象的な△モズナガレボシの名前をあげておきたい。

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