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【チャンピオンズC予想】ダート戦としては特殊な適性が要求され、リピーターが生まれやすい

  • 2021年12月04日(土) 22時10分
 中京開催となってから2021年で8回目となるダートの頂上決戦・チャンピオンズカップ。今年も白毛馬ソダシの参戦をはじめ、ディフェンディングチャンピオンのチュウワウィザード帝王賞覇者テーオーケインズフェブラリーS優勝馬カフェファラオ、JpnI・2勝の地方馬カジノフォンテンなど注目馬が多数。

「データを基にしつつも、データに頼りすぎない」をモットーとする馬券師集団・A-10解析班がこの一戦を展望。彼らが「面白い存在」とする出走馬や、コースの特性などについて解説をしてもらった。

■芝の中距離戦に通じるものがある

 チャンピオンズCが行われる中京ダート1800mの種牡馬ベスト5は、クロフネディープインパクトゴールドアリュールルーラーシップエンパイアメーカーの順(2016年以降、2021年12月3日現在。以下の勝利数等も同様)。

 人気のソダシ父クロフネが15勝を挙げてトップで、ダートの活躍馬を多く出している牝系でもある。当然注目すべき存在だが、このコースのクロフネ牝馬は下級条件しか勝てておらず、8勝中6勝は牝馬限定戦。上級馬は芝のマイル以下を得意とする産駒が多いクロフネで、ソダシもマイルGIを2勝という実績。このあたりがどう出るかがポイントとなりそうだ。

 そのほかでは、全体の数字ではリーディング上位には食い込めなかったものの、特別戦で大きく数字を伸ばしているのがエーピーインディ系。特にシニスターミニスターカジノドライヴマジェスティックウォリアーの3頭はそれぞれ勝率が16.7%、16.7%、40.0%と高く、馬券圏内に好走した8回のうち7回が1着と勝ち切る傾向にある。

 上記3頭を父に持つカジノフォンテンサンライズホープテーオーケインズに加え、同じくエーピーインディパイロ産駒ケンシンコウメイショウハリオも面白い存在だ。

 またこのコースは前半スロー、後半ロングスパートという流れになりやすく、これは芝の中距離戦に通じるものがある。だからこそ近5年だけでも、ジャングルポケットアグネスデジタルネオユニヴァースシンボリクリスエスキングカメハメハと芝の中距離GI勝ち馬の産駒が馬券圏内に好走している。これはダート戦としては特殊な適性が要求されており、リピーターが生まれやすい状況。インティチュウワウィザードのリピーター候補も注視しておきたい。

 これらレースの特徴、各馬の適性を吟味しつつ、最終結論はウマい馬券でお伝えします。

(文=A-10解析班)

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