今週は中京競馬場で、冬のダート頂上決戦・
チャンピオンズC(GI)が行われます。
昨年は単勝1.4倍の断然人気に推された
クリソベリルが、まさかの4着敗退。1着
チュウワウィザード(4人気)、2着
ゴールドドリーム(3人気)、3着
インティ(10人気)と入った三連単は「20万馬券」と波乱の決着になりました。
今年は昨年の覇者
チュウワウィザード、ここが初ダートとなる白毛馬の
ソダシ、大井の
帝王賞(GI)を制した
テーオーケインズなど多士済々のメンバーが集結。その他にも春のダート王・
カフェファラオ、
チャンピオンズCと同じ中京で重賞2勝を含む3戦負けなしの
オーヴェルニュなどもおり、群雄割拠の様相を呈しています。
出走馬16頭中GI馬が9頭もおり、その他の陣営も虎視眈々とダート王の称号を狙っていることでしょう。
そんな大混戦の一戦を、オリジナルの
ビッグデータを活用したAIが予想。人工知能によって弾き出された、注目馬をご紹介します。
◆久々の穴馬指名に「大波乱」の予感!?
AIが本命に指名したのは、なんと人気薄が予想される
サンライズノヴァでした。
3歳時には
ユニコーンS(GIII)を勝利し、4歳時の
フェブラリーS(GI)では4着と健闘。その後は3連勝で
武蔵野S(GIII)を制すると、5歳時には
南部杯(GI)で悲願のGI制覇も成し遂げています。
今年に入ってから11着、7着、7着と不甲斐ない成績が続いていましたが、前走の
JBCスプリント(GI)で2着と復活の兆し。7歳となった
サンライズノヴァですが、実績的に見れば今回のメンバーとも十分に戦えるでしょう。
やはり、気になるのは距離とコース実績。過去に1800mでも勝利はありますが、これは3歳1勝クラスでのもの。中京コースでは3戦して、最高着順が
プロキオンS(GIII)の4着と決して得意コースとはいえないところです。
ただ、今回は過去の傾向から見ても有利といえる内枠をGET。追い込み脚質であることはデータ的にマイナスといえそうですが、前走距離が出走馬中で最も短い1400mだったことを思えば、距離延長で奇策を講じてくる可能性もあるかもしれません。
そういう点でも、これまで多くのレースで
サンライズノヴァの手綱を取ってきた
松若風馬騎手へ乗り替わりはプラスとなるのではないでしょうか。
金曜日(3日)17:00時点で、netkeibaの予想単勝オッズは128.0倍(15番人気)。小額投資であっても、当たれば大きな配当が期待できそうです。
(netkeiba編集部)