現地時間4日、フランスでアルカナ12月繁殖セールの初日が行われ、前走
ジャパンカップ(GI)5着の
グランドグローリー(
Grand Glory、牝5)が、250万ユーロ(約3億1900万円)で落札された。この日の落札馬では2番目の高額。
グランドグローリーは父
Olympic Glory、
母Madonna Lily、母の父Daylamiという血統。
現役時代はフランスのG.ビエトリーニ厩舎に所属。今年のジャンロマネ賞(仏G1)をC.デムーロ騎手の手綱で制するなど、重賞3勝をあげた。通算成績は18戦6勝。
この日の最高価格は
ルジール(Rougir、牝3)の300万ユーロ(約3億8300万円)。これは同セール史上の最高額記録となった。
ルジールは父
Territories、
母Summer Moon、母の父
Elusive Cityという血統。
現役時代はフランスのC.ロッシ厩舎に所属。今年の
オペラ賞(仏G1、ハナ差2着に
グランドグローリー)など重賞2勝。前走はBCフィリー&メアターフ(米G1)で
ラヴズオンリーユーの7着だった。通算成績は14戦4勝。
なお、
グランドグローリー・
ルジールとも、日本の生産者による落札ではなかった。