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【中日新聞杯展望】近年は凡走からの変わり身が多い一戦、あの穴馬に期待

  • 2021年12月07日(火) 06時00分
 2000年〜11年までは冬の開催で行われていて、12年から春の開催へ移動。そして、17年から再び冬の開催に戻ってきた一戦。ここ4回で3着以内に好走した12頭中前走5着以内だったのは2頭しかおらず、凡走から変わり身を見せてくる馬が多い。

1.差しが決まる

 17年は4角8番手だったメートルダールが差し切り勝ちで、18年は4角7番手だったギベオンが勝利し、4角9番手だった12番人気のショウナンバッハが追い込んで2着。また、19年は4角14番手だった8番人気サトノガーネットが大外一気で勝利。昨年はボッケリーニが4角7番手から差し切った。ここ4回で4角5番手以内の馬の連対は1回しかなく、差しが決まりやすい。

2.持続力必須

 中京コースは直線の入り口に急坂があり、坂を上り切った後もしばらく直線が続く。単なるキレ味よりは持続力が求められやすいコース形態だ。阪神や東京でのスピード・瞬発力勝負では分が悪かった馬が変わり身を見せてくることもしばしば。

3.特注はディープインパクト産駒

 小倉開催だった11年を除いた過去9回でディープインパクト産駒が5勝。19年のサトノガーネット、15年のディサイファ、14年のマーティンボロなど本命格ではない馬の活躍も多く、単勝回収率は281%、複勝回収率は99%ある。

 アイスバブルはこれまでの実績からして、瞬発力勝負より上がりが掛かる持続力勝負が得意な馬。前走のアルゼンチン共和国杯は10着に終わったが、スローペースの瞬発力勝負では持ち味が活きなかった。7月の函館記念で2着するなど重賞で活躍できるだけの能力は健在であり、持続力が問われる中京で巻き返しを期待したい。

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