全11厩舎316馬房の調教厩舎に加え、900mの坂路コースや1200mの周回コースなどの調教施設を完備。主に関東馬を中心に入厩前の調整やリフレッシュ、北海道から美浦・栗東の各トレセン、ノーザンファームしがらきへの移動に際する中継地として、移動にともなう体調管理等のケアを行っているノーザンファーム天栄。近年も
アーモンドアイをはじめとする多くの活躍馬が現役時代に外厩として活用してきたのは、多くの競馬ファンが知るところだろう。
競走馬育成の虎の穴ともいえる、そのノーザンファーム天栄の中を見学できる体験型の見学ツアーが2月に開催されることとなった。
これはノーザンファーム天栄が位置する福島県天栄村とノーザンファーム天栄が企画し、ふるさと納税の返礼品として実現したもの。1カ月に1回だけの限定開催で、1回あたりペアで5組10名、ふるさと納税をした人だけを対象とした見学ツアーとなっている。
日本では他に類を見ない返礼品ツアーは普段、一般の競馬ファンではなかなか入ることができない施設を自らの足で体感できる、またとない貴重な機会になること間違いなしだ。
次回は2月9日催行予定で、参加者にはツアーへの案内状とともに地元の特産品も発送される。