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【シンザン記念予想】出世レースとして名高い一戦、春の大舞台へ飛躍誓う各馬集結

  • 2022年01月09日(日) 08時10分
 京都競馬場改修工事のため、昨年に引き続き中京競馬場で行われるシンザン記念。もともと出世レースとして名高い存在のレースだが、昨年の優勝馬ピクシーナイトは秋にスプリンターズSを制し、2着ルークズネストファルコンSを快勝。

 その傾向に変わりはないようだがジェンティルドンナアーモンドアイというような馬を別格にすれば3歳1月のマイル重賞だけにスピードや完成度の高さといったことも重要なファクターになりそうだ。

 モーリス産駒の◎ソリタリオは同じ中京マイルの舞台で行われたこうやまき賞の優勝馬。これまで一貫して左回りのマイルを4回使われて2勝2着2回。初勝利まで3戦を要したものの1戦毎に体重を増やしながら内容も良化させているのは好感だ。

 操作性が高く、長く良い脚を使えるのが武器。前走も着差はわずかだったが、早めに動いて後続を完封するという内容だった。3代母フサイチエアデールは1999年の本レース優勝馬で、祖母ライラプスは05年の5着馬。父モーリスも14年に本レースに出走している5着馬。所縁が深い血統でもある。

 〇ラスールシャケトラの半妹でキタサンブラック産駒。デビュー戦はやや出負けをしたもののスローペースにも助けられてすぐにリカバリー。手応え十分にインを追走すると残り300m付近から加速すると、最後はやや流すように11.6秒で後続を突き放した。まだ子供っぽさを残す部分もあるが豊かな将来性を感じさせる1戦だった。当時の3着馬、4着馬がすぐに勝ち上がっており、レベルの高い1戦だった。

 ▲レッドベルアームデイリー杯2歳Sで兄弟制覇を記録したレッドベルジュールレッドベルオーブの半弟でハーツクライ産駒。余裕たっぷりに勝ち上がった新馬戦の内容から豊かな将来性を感じさせたが、東京スポーツ杯2歳Sは案外の内容だった。勝てばあっさりのシーンもありそうな素質馬だが、父がハーツクライに替わった分成長がゆっくり目かもしれない。

 先行力のある△ビーアストニッシド、逆に豪快な追い込みを見せた△マテンロウオリオン、デビュー戦の内容が鮮烈だった△モズゴールドバレルなど将来性豊かな馬が多く、今後のためにもしっかりと見ておきたい馬が多いレースだ。

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