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シンザン記念・G3」(9日、中京)
22年最初の3歳重賞を制したのは、4番人気の
マテンロウオリオン。後手に回った前走とは違い、好スタートから3番手をなだめながらのリード。直線は一頭分の狭いスペースを力強く抜け出した。
単勝1・8倍と断然の1番人気に支持された
ラスールは7着に敗れた。ゲートがひと息で、向正面を引っ掛かり気味に追走すると、直線でも前がふさがる不利があって万事休す。
ルメールは「スタートがあまり良くなかったし、掛かっていた。最後は疲れてしまいました」と振り返った。中山で見届けた藤沢和師は「厳しい戦いになったな。やり直します」と肩を落とした。
提供:デイリースポーツ