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【船橋記念】カプリフレイバーが地元重賞初制覇を目指す/レースの見どころ

  • 2022年01月12日(水) 17時00分
 1/13(木)に船橋競馬場で行われる船橋記念。年始の超短距離重賞に快速自慢の13頭が参戦。別定重量戦で最大6キロという負担重量の差もポイントになりそう。主な出走馬は以下の通り。

■1/13(木)船橋記念(4歳上・SIII・船橋ダ1000m)

 カプリフレイバー(牡5、船橋・稲益貴弘厩舎)は、一昨年3歳時の優駿スプリントで重賞初制覇。その後は古馬相手に大敗もあったが、昨年の船橋記念では3着と善戦。6月の川崎スパーキングスプリントでは2番手から直線抜け出し、古馬重賞初制覇を飾った。習志野きらっとスプリントは出走取消となったが、それ以来の休み明けとなった前走川崎でのトライアルを逃げ切って3馬身差で快勝。ここは相手が揃ったが、ひと叩きされた上積みが見込めるだけに連勝で地元重賞初制覇に期待。

 コパノフィーリング(牝5、船橋・新井清重厩舎)は、JRAのオープン特別で僅差3着の実績。昨年6月の転入初戦を制すと、続く習志野きらっとスプリントを逃げ切って重賞初制覇。秋には園田の兵庫ゴールドカップも制し、持ち前のスピードはこの中に入っても上位。マイペースの逃げに持ち込めばチャンスは十分といえる。

 アドバイザー(牡7、船橋・佐藤裕太厩舎)は、昨年の船橋記念では重賞初挑戦ながら軽量を生かし半馬身差2着に善戦。その後は自己条件で3連勝すると、習志野きらっとスプリントでは4着。約4カ月の休み明けとなった前走のトライアルは3着も、勝ち馬とはコンマ1秒差。安定感が魅力で、昨年から2キロの重量増でも大崩れするシーンは考えにくい。

 キモンルビー(牝5、船橋・川島正一厩舎)は、JRA未勝利から高知を経由して昨年2月に転入し、船橋で連戦連勝。前走のトライアルもアタマ差ながら逃げ切っており、高知最終戦から11連勝中。トライアル1着からの重賞初挑戦、重量53.5キロは昨年の2着馬アドバイザーと同じで、ここでも好勝負が期待できる。

 他にも、ダート1000mは初めてだが実績上位のベストマッチョ(セン9、川崎・佐々木仁厩舎)、昨年の道営スプリント制して転入初戦となるアザワク(牝5、船橋・張田京厩舎)、昨年のユニコーンS・4着でJRAオープンから移籍初戦のルーチェドーロ(牡4、川崎・池田孝厩舎)らも上位を狙う。

 発走は20時10分。

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