愛知杯に管理馬を登録している18人の調教師のうち、2016年以降の中京芝2000mにおける勝利数、複勝率、複勝回収率をもとに抽出。
愛知杯で馬券的にも「見逃せない調教師」とは?
3位は
河内洋調教師。集計期間内に中京芝2000mで3勝を挙げ、複勝率は38.5%。勝利数こそ3にとどまっているが、39回出走して馬券圏内は15回。複勝回収率も169%と高く、3着内の穴候補として注目したい厩舎だ。新年早々、1月9日中京6Rの
サンライズエースが9番人気3着と波乱を演出している。
今年は
アイコンテーラーが出走予定。[4-0-0-5]と極端な戦績の馬だが、直近6戦に限ると重賞2戦を除けば4戦4勝。5カ月の間に一気にオープンまで駆け上がった。まだ底を見せておらず、ハンデ戦なら十分に通用するはず。
2位は
西村真幸調教師。集計期間に中京芝2000mで5勝を挙げ、複勝率は40.0%。複勝回収率も108%とベタ買いプラスになっている。とくに2020年以降に絞ると複勝率53.3%、複勝回収率138%まで上昇。15回出走して、掲示板外はわずかに3回という安定感を誇る。このコースでは絶対に押さえておくべきだろう。
今年は
カセドラルベルが出走予定。デビューから8戦でオープン入りを果たした素質馬だが、その後は8戦馬券圏外が続いている。とはいえ、3走前の
都大路Sでは0.1秒差に健闘しており、能力の減退はなさそう。上がりを要する芝の中距離がベストで、今回は条件的に向く。
第1位に輝いたのは
友道康夫調教師。集計期間内に中京芝2000mで13勝を挙げ、複勝率は45.8%。勝利数も複勝率もトップの成績で、複勝回収率も82%と悪くない。買い目に加えておかないと、的中率が大きく下がってしまうだろう。
今年は
デゼルが出走予定。中京芝2000mで行われた
ローズSで、最速上がりを駆使して4着という実積が残っている。
阪神牝馬Sを勝っているように、急坂は全く苦にしないタイプだ。その時の川田騎手に戻るのもプラスだろう。