15日に中京競馬場で行われる
愛知杯(4歳上・牝・GIII・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、小倉芝2000mで代替開催された2020年は除いている。また、2012〜2014年は12月に施行されていた点、2015年は休止だった点に注意。
過去8回で、馬番別では最多となる3回の馬券絡みが4番と8番。2回で5番、7番、11番、15番、18番が続く。一度も馬券絡みを果たせていないのは、3番、6番、9番。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-1-1-12/14 複勝率14.3% 複勝回収率40%
2枠 1-0-1-13/15 複勝率13.3% 複勝回収率83%
3枠 1-1-0-14/16 複勝率12.5% 複勝回収率108%
4枠 1-2-2-11/16 複勝率31.3% 複勝回収率144%
5枠 1-0-1-14/16 複勝率12.5% 複勝回収率38%
6枠 2-0-0-14/16 複勝率12.5% 複勝回収率45%
7枠 1-3-1-17/22 複勝率22.7% 複勝回収率59%
8枠 1-1-2-18/22 複勝率18.2% 複勝回収率140%
【6番人気以下】
1枠 0-0-1-9/10 複勝率10.0% 複勝回収率36%
2枠 1-0-1-8/10 複勝率20.0% 複勝回収率125%
3枠 1-1-0-12/14 複勝率14.3% 複勝回収率123%
4枠 1-2-0-8/11 複勝率27.3% 複勝回収率170%
5枠 1-0-0-10/11 複勝率9.1% 複勝回収率34%
6枠 1-0-0-8/9 複勝率11.1% 複勝回収率60%
7枠 0-1-0-13/14 複勝率7.1% 複勝回収率22%
8枠 0-1-2-15/18 複勝率16.7% 複勝回収率159%
6番人気以下のベタ買いでも単勝回収率が100%超え、8回全てで6番人気以下が馬券絡みを果たしている波乱含みの一戦。昨年も6番人気の
ランブリングアレーが2着、8番人気の
ウラヌスチャームが3着と波乱を演出した。
1〜4枠が7連対、5〜8枠が9連対と、芝の重賞にしては外枠の活躍が目立っている。ただし、6番人気以下の伏兵に限定すると2枠3枠4枠の複勝回収率が100%を超えているように、内目の中枠がいい。「人気馬ならスムーズに走れる外枠、人気薄ならロスなく追走できる内枠」という基本姿勢で臨みたい。