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【POG】5日に1勝クラスV!グランディアは若駒Sへ「もっといい走りができそう」(栗東発)

デイリースポーツ
  • 2022年01月15日(土) 11時13分
 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 2022年最初のPOGブログです。ごあいさつが多少遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 年明けに明け3歳の重賞が2つ行われました。

 9日のシンザン記念マテンロウオリオン(牡、昆)がV。しんがりから直線でごぼう抜きをした万両賞とは一転したレース運びで、好位から抜け出し、最後は中団から追い込んできたソリタリオ(牡、西村)の追撃を首差しのいだ。これで新馬戦2着の後、特別-重賞と連勝。今後のさらなる活躍が楽しみだ。

 10日のフェアリーSはライラック(牝、美浦・相沢)が2度目の重賞挑戦でV。阪神までの輸送で馬体重が10キロ減って本調子を欠いていた前走の京都2歳S(8着)からきっちりと立て直し、本来の走りを披露した。次走は追加登録料を払って桜花賞(4月10日・阪神、芝1600m)に直行するプランが発表された。厩舎の先輩で札幌2歳Sを制し、クラシック3冠(9、7、5着)に全て出走したブラックホールの異父妹で、厩舎ゆかりの血統馬。今後は2度目の関西遠征に備えて、輸送や馬運車の対策をしっかりして臨む予定。本番でも能力通りに走れば、侮れない存在だ。

 次週の注目馬は若駒S(22日・中京、芝2000m)を予定するグランディア(牡、中内田)。5日に同舞台の3歳1勝クラスをV。ハイレベルなメンバーで勝負どころから厳しい流れになったが、4角で馬の間のわずかなスペースを通って抜け出し、最後は外から追い込んできたマテンロウスカイ(牡、松永幹)の追撃を頭差しのいだ。レース間隔は詰まるが、福永助手は「テンションが上がっている様子はなく順調です」と状態面の不安を払拭(ふっしょく)。「動きだけならオープンでも十分にやれそうです。精神面が成長して、もう少し競馬が上手になれば、もっといい走りができそうです」とコメントした。気難しい面がある血統背景ではあるが、厩舎スタッフが細心の注意を払って調整を続けてきた成果が現れてきた。ポテンシャルはかなり高く、今後も注目したい一頭だ。(馬三郎栗東支局・塩手)

提供:デイリースポーツ

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