23日に中京競馬場で行われる
東海S(4歳上・GII・ダート1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、京都ダート1800mで代替開催された2020年はデータの集計対象外とした。
過去8回で最多となる5回の馬券絡みが
キングカメハメハ。次点で2回の
アグネスデジタル、
ネオユニヴァース、
ロージズインメイ、
ディープスカイが続く。
キングカメハメハ産駒は[0-3-2-15]。14・15年
グランドシチー、19年
チュウワウィザードと延べ3頭の2着馬を出す一方で、1人気に支持された13年
ホッコータルマエ、16年
ロワジャルダンは3着に留まっていた。なお、4歳時に好走した
ホッコータルマエと
チュウワウィザードの2頭は、のちにGI/JpnIを複数回勝利する飛躍を遂げている。今年は昨年に続いて
グレートタイム、
ハヤヤッコの2頭が出走予定。
スマートファルコン産駒は[1-0-0-0]。産駒初出走となった昨年は
オーヴェルニュが後続に1.3/4馬身差をつけて快勝。なお、同種牡馬は中京ダート1800mで[3-1-4-41]という成績を残すが、3勝のうち2勝が
オーヴェルニュによるもの。今年は2連覇を目論む
オーヴェルニュが出走を予定している。
ゴールドアリュール産駒は[1-0-0-5]。好走例こそ15年
コパノリッキーに限られるが、同馬は58kgの斤量を背負いながら後続に4馬身差をつける圧巻のパフォーマンスを披露していた。なお、昨年は後継種牡馬の産駒が1、3着で入線していたことも気に留めておきたい。今年は大井所属の
サルサディオーネが出走予定。
初出走となる
マジェスティックウォリアー産駒は中京ダート1800mで[8-5-9-45]という成績を残しており、連対率19.4%・複勝率32.8%という数値は今回出走するメンバーの種牡馬のなかでは最高値を記録。該当する
サンライズホープ、
スマッシャーの2頭には注目しておきたい。