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【東海S 枠順データ分析】やや内枠優勢だが、最内の1枠は全滅

  • 2022年01月21日(金) 19時09分
 23日に中京競馬場で行われる東海S(4歳上・GII・ダート1800m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、京都ダート1800mで代替開催された2020年はデータの集計対象外とした。

 過去8回、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが6番。3回で3番、4番が、2回で5番、8番、12番、14番、15番が続く。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 0-0-0-12/12 複勝率0.0% 複勝回収率0%
2枠 0-1-2-10/13 複勝率23.1% 複勝回収率153%
3枠 0-2-2-10/14 複勝率28.6% 複勝回収率100%
4枠 4-0-1-10/15 複勝率33.3% 複勝回収率44%
5枠 1-1-1-13/16 複勝率18.8% 複勝回収率44%
6枠 1-1-0-14/16 複勝率12.5% 複勝回収率27%
7枠 1-2-1-12/16 複勝率25.0% 複勝回収率95%
8枠 1-1-1-13/16 複勝率18.8% 複勝回収率111%

【中京ダート1800m全体(2019年以降)】

1枠 26-27-25-225/303 複勝率25.7% 複勝回収率89%
2枠 24-40-25-240/329 複勝率27.1% 複勝回収率81%
3枠 27-27-30-267/351 複勝率23.9% 複勝回収率72%
4枠 37-28-29-287/381 複勝率24.7% 複勝回収率91%
5枠 27-26-31-321/405 複勝率20.7% 複勝回収率45%
6枠 38-31-35-334/438 複勝率23.7% 複勝回収率79%
7枠 31-36-28-369/464 複勝率20.5% 複勝回収率60%
8枠 34-31-39-376/480 複勝率21.7% 複勝回収率72%

 4枠が4勝と突出しているが、すべて1番人気でのもの。残りの4回で5〜8枠が1勝ずつしているが、2枠、3枠の複勝回収率が高く、全体的には、やや内枠が優勢だ。中京ダート1800m自体、内枠が強いコースとして知られており、それを裏付けるような数字になっている。

 気をつけたいのが1枠の不振。内枠有利のコース傾向に反して、[0-0-0-12]と全馬着外に沈んでいる。9頭が7番人気以内と比較的人気馬が多く、実力以上の人気になっている可能性は否めない。内枠有利を頭に入れつつ、過剰人気にも注意を払いたいところだ。

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