先日の
ワグネリアンの急死に、未だ心につっかえた気持ちを持つ方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。私もそのひとりです。
それでも、前を向いていかなければならないのがこの世界なのですが、かつて2019年の
AJCCで見事な復活劇を演じた
シャケトラが亡くなったときもそうですが、あまりに想定外だったこともありファンのひとりとしてちょっと心を引きずっています。
日にち薬だというのは重々承知していても、やはり堪えますネ。あと、
ワグネリアンの功績を忘れたくない、という気持ちもこういった現象を起こしているのかもしれません。
ワグネリアンと同じ金子オーナー、友道厩舎の組み合わせで先週の
日経新春杯は
ヨーホーレイクが見事優勝しました。そして、今週もその組み合わせで
ポタジェが出走します。
中山芝2200mはト
リッキーなコースとして知られていますが「器用な馬で、競馬での立ち回りが上手い」(大江助手)という
ポタジェなら難なくこなせるのではないでしょうか。
2枠4番という偶数の内枠を引き当てていますが「すごくいいですね」という反応。昨年は重賞で3度好走し、
天皇賞(秋)でGIにも初挑戦し6着。その後は早々に2022年に備えるべく早々にリフレッシュ放牧に出て態勢を整えています。
「いつもレースでは一生懸命走ってくれますし、レースも上手いので安定しています。楽しみですね」(大江助手)
今年は5歳馬
ポタジェの活躍が楽しめそうです。
(取材・文:花岡貴子)