30日に東京競馬場で行われる
根岸S(4歳上・GIII・ダート1400m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが6番。3回で2番、5番、11番、14番が続く。一度も馬券絡みを果たしていないのは10番、12番、16番。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-2-3-14/19 複勝率26.3% 複勝回収率140%
2枠 2-1-0-16/19 複勝率15.8% 複勝回収率53%
3枠 2-3-1-14/20 複勝率30.0% 複勝回収率53%
4枠 1-1-2-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率60%
5枠 1-2-0-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率49%
6枠 2-0-1-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率46%
7枠 0-1-3-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率100%
8枠 2-0-0-17/19 複勝率10.5% 複勝回収率21%
【4人気以下】
1枠 0-1-3-11/15 複勝率26.7% 複勝回収率164%
2枠 0-1-0-15/16 複勝率6.3% 複勝回収率46%
3枠 1-0-0-12/13 複勝率7.7% 複勝回収率23%
4枠 1-1-1-13/16 複勝率18.8% 複勝回収率65%
5枠 1-1-0-15/17 複勝率11.8% 複勝回収率50%
6枠 0-0-1-15/16 複勝率6.3% 複勝回収率24%
7枠 0-0-3-15/18 複勝率16.7% 複勝回収率102%
8枠 1-0-0-15/16 複勝率6.3% 複勝回収率16%
昨年は3→1→6という内枠決着だったが、全体的に枠順による大きな偏りは見られない。4角2番手以内から馬券に絡んだのは、20年1番人気2着の
コパノキッキングのみ。差し優勢の一戦だけに、外枠が不利に働かないということだろう。
4番人気以下での連対という観点で絞ると内目の枠が優勢となり、6枠より外での連対は18年6番人気1着の
ノンコノユメのみ。穴人気に支持された馬もことごとく連対圏までは届いていない。
なお、8枠から勝利を収めた16年
モーニン、18年
ノンコノユメは、いずれも続く
フェブラリーSを制している。今年も8枠から勝ち馬が出た場合は
フェブラリーSでも注目。