21年12月12日の
香港スプリントで落馬事故に巻き込まれ、左鎖骨骨折で戦列を離れていた
福永祐一騎手(45)=栗東・フリー=が27日、栗東トレセンで調教騎乗を再開した。
久々に感触を確かめた福永は開口一番、「大丈夫と思っていたけど、やっぱり大丈夫だった」と笑顔を見せた。
リノユニヴァースと
ジェラルディーナの2頭にまたがり、「抑えるとか乗る動きは心配していなくて、ムチを使う時ぐらいかなと思っていた。1カ月ぐらいしかあいていないし、普通に乗れている」と大きくうなずいた。
「主治医からは“今週から(レースに)行ける”と言われたぐらい」と驚異の回復力で、予定よりも約2週間早い、2月5日の中京競馬で実戦復帰を果たす。翌6日の
きさらぎ賞では
エアアネモイ(牡3歳、栗東・
池添学)とコンビを組む予定だ。
提供:デイリースポーツ