6日に東京競馬場で行われる
東京新聞杯(4歳上・GIII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが6番。3回で1番、5番、7番、10番が続く。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-1-1-14/17 複勝率17.6% 複勝回収率45%
2枠 2-2-0-13/17 複勝率23.5% 複勝回収率77%
3枠 3-2-0-14/19 複勝率26.3% 複勝回収率76%
4枠 3-1-2-13/19 複勝率31.6% 複勝回収率101%
5枠 1-1-1-16/19 複勝率15.8% 複勝回収率42%
6枠 0-2-3-14/19 複勝率26.3% 複勝回収率111%
7枠 0-1-2-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率60%
8枠 0-0-1-18/19 複勝率5.3% 複勝回収率8%
連対馬20頭中15頭が1〜4枠、勝ち馬10頭中9頭までが4枠より内の枠と、内枠優勢の傾向が強い。昨年は5枠10番の
カラテが勝利し、5〜8枠の連敗を9で止めたが、12番人気2着と波乱を演出したのは2枠4番の
カテドラルだった。
良馬場で行われた8回の上がり3Fの平均は33.99秒と速く、後方から外を回す競馬では物理的に間に合わないのだろう。上がり3ハロン1位を記録した馬の成績は[0-3-0-8]とふるわないのも、レース全体の上がりの速さを裏付けている。ちなみに上がり3ハロン1位で馬券絡みをしている3頭の馬番は1番、5番、3番だった。
開幕初日の
白富士Sで1分57秒4という時計が出たように、今開催の東京は時計・上がりとも速い。今年も内枠から馬券を組み立てるのが良さそうだ。