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【東京新聞杯予想】1番人気信用度低め&内枠有利! 狙える穴馬は前走3勝クラス勝ち馬か?

  • 2022年02月06日(日) 07時35分
 今週も東京・中京・小倉の3場開催。

 金曜日に立春を迎えながらまだまだ冬の寒さは継続中。それでも晴れの続いた今週、芝・ダートともに乾いた馬場状態のなかでのレースが繰り広げられるだろう。

 重賞は日曜日にGIII戦がふたつ。芝マイルのスピード勝負・東京新聞杯(GIII・東京芝1600m)、3歳たちによるクラシックロードの前哨戦・きさらぎ賞(GIII・中京芝2000m)がスタートする。

 今週はそのうち、昨年は大荒れとなっている東京新聞杯をピックアップ。いつものように過去10年データから、馬券のヒントになるポイントを探っていこう。

1.1番人気の信頼性は低い! 狙うならば3番人気?

 まずは1番人気馬の成績からチェックしていこう。

 東京新聞杯では過去10年、1番人気馬で勝てているのは19年のインディチャンプだけの1勝のみ。成績は【1.0.2.7】という結果になっている。勝率10パーセント、連対率も10パーセント…。これは毎週取り上げるトピックレースのなかでもかなり低い信用性である。ちなみに2番人気馬は【1.0.1.8】で、3番人気馬は【3.1.1.5】。上位人気からは3番人気が一番成績良いという結果になっている。軸にするならば、妙味あるのは馬券圏内キープ率50パーセントの3番人気馬。今年はホウオウアマゾンあたりか?

2.配当は跳ねる? 思い切った万馬券シフトで!

 次に配当傾向を見ていこう。まずは馬連から。ここは過去10年で3桁配当が一度も出ていない。1番人気の連対率が低いのでガチガチの決着がないのだ。明らかに荒れるタイプのレース。配当としては、10倍台2回、20倍台1回、30倍台2回。それ以上では万馬券が2回ある。狙うならば10〜30倍台のボリュームゾーン。馬連万馬券狙いでも無理目という感じもない。

 3連複では万馬券以上の配当になっている年が5回。3連単では10万円台以上が4回というデータ。3連複・3連単を買うならば万馬券以上を狙っていって良さそうだ。

3.荒れるレース、だけど10番人気以下の馬は厳しい?

 上位人気の信用度が低く、東京新聞杯は荒れるレースということはわかった。

 となれば「10番人気以下の馬」が多く絡んでいるような気もするが、意外にも2桁人気の馬は過去10年でわずか2頭だけである。

 記憶に新しいのは昨年12番人気で2着だったカテドラル。前走キャピタルS9着からの巻き返しだった。これ以外では16年の11番人気マイネルアウラートの3着だけ。ほかには8番人気馬が2度優勝(12年ガルボ・14年ホエールキャプチャ)という年もあるが、超人気薄馬の割り込みパターンというのは少ない。つまり、狙うのは中位人気同士の組み合わせなのだ。

4.内枠馬有利? 軸馬は1〜3枠から?

 過去10年の枠順別成績を見ていくと、やや内枠有利の傾向がありそうだ。

 近5年では2枠の馬が4回も連対している。その前の5年では3枠の馬がのべ5頭も連対。ここの2、3枠に加え1枠も合わせた内枠馬の好走が目立つレースといえそうだ。

 ちなみに8枠の馬は連対が一度もなく3着1回だけ。7枠の馬は2着1回・3着2回という成績。外にいくほど成績が出ていない傾向にある。

5.狙うローテは前走3勝クラス勝ち組?

 昨年勝ったカラテは前走3勝クラスの若潮S1着馬。3年前のインディチャンプは前走1600万クラス(現3勝クラス)元町S1着。そのほか15年に勝っているヴァンセンヌも前走1600万クラス1着からの東京新聞杯勝ち。つまり準オープン勝ちからでも通用するということ。これらはいずれも前走マイル戦勝ち&鞍上乗り替わりなしというパターン。

 今年出走メンバーから当てはまるのはワールドバローズ。穴馬として少々気にしておきたい。

(netkeiba編集部)

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