京都記念に管理馬を登録している11人の調教師のうち、2016年以降の阪神芝2200mにおける勝利数、複勝率、複勝回収率をもとに抽出。
京都記念で馬券的にも「見逃せない調教師」とは?
3位は
友道康夫調教師。集計期間内に阪神芝2200mで2勝を挙げ、複勝率40.7%。勝利数こそ2にとどまっているが、27回出走して11回馬券に絡んでいる。複系の馬券では外せない存在だ。ただし、複勝回収率55%と過剰人気傾向にある点は注意。
今年は
マカヒキと
レッドジェネシスが出走予定。
レッドジェネシスは、
菊花賞は案外の結果に終わったが、不良の
神戸新聞杯激走の反動もあっただろう。本来の力を考えれば、巻き返しは必至。
2位は
吉田直弘調教師。集計期間内に阪神芝2200mで6走して[0-1-2-3]という成績。着外は全て
マイネルアトゥーによるもので、残り3戦は3番人気3着、7番人気3着、9番人気2着と人気以上の走りをみせている。いずれも、中団からしっかり脚を使っての差し込みだった。
今年、出走予定の
マリアエレーナは7戦連続で3着以内と充実一途という印象。ここは牡馬混合の別定GIIと、一気に相手は強化されるが、今の勢いなら通用しても不思議ではない。
第1位に輝いたのは
斉藤崇史調教師。集計期間内に阪神芝2200mで3勝を挙げ、複勝率35.3%。複勝回収率77%も、11人中3位の数字で、相対的にみれば悪くない。
クロノジェネシスで20年、21年の
宝塚記念を連覇しているほかに、昨年の
エリザベス女王杯を
ステラリアで7番人気2着している。
今年は
ジェラルディーナと
ラーゴムが出走予定。
ジェラルディーナは前走で連勝が止まったが、2着から0.2秒差なら及第点だろう。
ラーゴムは阪神芝で[2-1-0-0]というコース巧者。どちらも馬券内の可能性は十分だ。