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【京都牝馬S展望】春の大舞台に繋がる牝馬重賞、あの穴馬に注目

  • 2022年02月16日(水) 06時00分
 以前は正月開催のマイル戦だったが、16年から1400mに距離短縮され時期も変更された。ヴィクトリアマイルが新設されて以降は上半期牝馬路線の序盤戦としての役割を担うようになり重要性も増している。

1.若い世代が強い

 これは条件変更前から変わらない傾向であるが、とにかく若い馬が中心となるレース。16年以降、4歳馬が[2-4-1-27]で複勝率20.6%、5歳馬が[4-2-2-25]で複勝率24.2%なのに対し、6歳馬は[0-0-3-23]で複勝率11.5%、7歳馬は[0-0-0-5]。

2.距離延長は苦戦

 過去6回で距離短縮組は[4-4-3-35]で連対率17.4%、複勝率23.9%、前走も1400mだった馬は[2-1-3-14]で連対率15.0%、複勝率30.0%なのに対し、今回距離延長となる馬は[0-1-0-31]で複勝率3.1%。阪神開催だった昨年も前走1400m以上の馬が3着以内を占めた。

3.前有利

 阪神芝1400mは直線の短い内回りであり、基本的には前有利となる。過去10年に行われた阪神芝1400mの古馬混合オープンクラスの成績を、4角の位置取り別で見てみると、4角5番手以内の馬は複勝率26.9%なのに対し、4角7番手以下の馬は複勝率13.4%。昨年の同レースは2・3着には差し馬が台頭したが、勝ったのは逃げたイベリスだった。

 クリノプレミアムはマイルを中心に使われれているが、前々でしぶとさを活かすのが取り柄なので1ハロンの距離短縮はプラスに働く可能性が高そう。前走の京都金杯は軽斤量の恩恵があったとはいえ牡馬相手に5着と健闘しており、牝馬限定になるここならチャンス十分と見る。

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