2月20日(日)に東京競馬場で行われる第39回フェブラリーステークス(GI)に登録しているカフェファラオ(牡5、美浦・堀宣行厩舎)について、追い切り後の福永祐一騎手のコメントは以下の通り。

(最終追い切りの感触は？)
「事前に堀調教師から、追い切りでの馬の癖というか傾向は聞いてから跨りました。その中でも併せ馬は良い形でできたと思いますし、良いコンタクトを取れたと自分は感じました。
脚の使い方というか、どういった加速の仕方をするのかというのは自分としても感じておきたい部分だったので、その辺に関しては今日の追い切りである程度馬の特徴を掴むことができたのかなと思います。

もちろん枠にもよりますが、馬の持ち味を生かせるようなポジションで競馬したいなと思っています。
思っていたよりコンパクトだなというのは感じました。もっとダイナミックなフォームで走る馬なのかなというイメージを勝手に持っていたのですが、非常にバランスの良い、まとまった馬体だなと感じました」

(今回のレースに向けて)
「昨年のチャンピオンホースですから、このコースでの実績も素晴らしいものがありますし、求められているものは結果だと思います。まだ怪我から復帰して日は浅いですが、こういった馬を依頼していただいたのでしっかりと期待に応えられるように務めたいです。

海外遠征に行く馬と残っている馬ということで、チャンピオンズカップの勝ち馬やチュウワウィザードもいないので、チャンピオンズカップよりは戦いやすいメンバーになっているのではないかと思います。

怪我をしっかり治してから復帰しました。ただ、やはりブランクは復帰した週に関しては確かに感じました。競馬を一度経験したことで体の動きは格段に良くなりましたし、もう何も不安のない状態だと言っていいレベルまで回復しています。そこは馬には関係のないところでもありますし、全く言い訳にならないところです。しっかりといただいた依頼を結果に結びつけることを騎手として果たせるように全力を尽くしたいです。

そこ(東京ダート1600m)の勝率が私はあまり良くないので、よく勝っている人の競馬をよく見てポイントを掴みたいです」

(取材：米田元気)

ラジオNIKKEI