京都牝馬Sに管理馬を登録している19人の調教師のうち、2016年以降の阪神芝1400mにおける勝利数、複勝率、複勝回収率をもとに抽出。
京都牝馬Sで馬券的にも「見逃せない調教師」とは?
3位は
吉村圭司調教師。集計期間内に阪神芝1400mで3勝を挙げ、複勝率34.8%。昨年は、この条件の
りんどう賞を
ダークペイジで勝利している。複勝回収率が186%と非常に優秀なので、3着内の穴候補として注目したい。
今年は
アクアミラビリスが出走予定。ここ2走は大敗だが、4走前には1400mの志摩Sをレコードで快勝している。7戦4連対のベスト距離に戻って奮起がありそうだ。
2位は
清水久詞調教師。集計期間内に阪神芝1400mで8勝を挙げ、複勝率30.9%。68回出走して21回の馬券絡みはメンバー最多で、複勝回収率101%とベタ買いでもプラスになっている。不利な「今回延長」のローテを除くと複勝率36.2%、複勝回収率126%とさらに成績がアップ。
今年は
ビップウインクが出走予定。同距離の3勝クラス・
トリトンSからの連勝を狙う。相手は強くなるが、ここ3走で11番人気3着、8番人気1着と激走を果たしているように意外性のあるタイプ。案外、通用してしまうかもしれない。
第1位に輝いたのは
寺島良調教師。集計期間内に阪神芝1400mで2勝を挙げ、複勝率46.2%。17年から18年にかけて7連続馬券内というラッシュがあり、その中には13番人気2着、13番人気2着、8番人気2着など人気薄も含まれていた。この条件なら人気薄でも軽視は禁物だ。
今年は
ジュランビルが出走予定。前走の
ターコイズSは16頭立ての16番人気という低評価だったが5着に善戦。先行した組では最先着を果たしており、決して展開に恵まれたわけではない。1ハロンの短縮でさらなる粘り腰を発揮してくれそうだ。