今週は待ちに待ったGIウィーク。東京競馬場では、今年最初のGI・
フェブラリーSが行われます。
昨年は1番人気の
カフェファラオが勝利したものの、2着には9番人気の
エアスピネル、3着には8番人気の
ワンダーリーデルが入線し、三連単は「10万馬券」。一昨年に限っては、2着に最低人気の
ケイティブレイブが入り、三連単は「46万馬券」と大波乱になりました。
今年は、
テーオーケインズ、
チュウワウィザードといった
チャンピオンズC(GI)上位組が海外を目標に回避。昨年末の
東京大賞典(JpnI)を勝利した
オメガパフュームも、ここには出走してきません。
それでも、やはり年に2回しかない
JRAのダートGIということで層は厚く、馬券的には大混戦のメンバー構成になったといえるでしょう。
昨年の優勝馬
カフェファラオは、前走の
チャンピオンズCで11着と大敗。上位拮抗で、どの馬にもチャンスがありそうです。
そんな波乱含みの一戦を、オリジナル
ビッグデータを活用したAIが予想。人工知能によって弾き出された、注目馬をご紹介します。
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フェブラリーSの「大穴候補」はこの馬!
今週の
フェブラリーSでAIが本命に指名したのは、人気薄が予想される8歳馬の
サンライズノヴァでした。
こちらは、近4年の
フェブラリーSにも出走。18年に初めて出走して4着になると、その後は7着、3着、11着と、20年には馬券圏内の好走も見せています。
昨年が11着ということで年齢からも陰りが見え始めたと思われていそうですが、その差は1.3秒差と大きくは離されていません。
昨年の
フェブラリーSは、アオるようなスタートで後方からの競馬。元々追い込み一辺倒の馬ではありますが、道中は外々を回る形となりました。
ただ、結果的に上位3頭は全て内目を立ち回った馬。馬場状態や展開次第では状況は一変しそうで、昨年の結果だけで判断するのは早計といえるでしょう。
過去3度出走している
チャンピオンズCでは、むしろ昨年の5着が最高着順。人気のない今回は妙味十分ですし、豪脚が府中の長い直線で炸裂することに期待したいところです。
(netkeiba編集部)