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【中山記念レース後コメント】パンサラッサ吉田豊騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2022年02月27日(日) 19時02分
中山11Rの第96回中山記念(4歳以上GII・芝1800m)は2番人気パンサラッサ(吉田豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒4(良)。2馬身半差の2着に4番人気カラテ、さらにクビ差の3着に3番人気アドマイヤハダルが入った。

パンサラッサは栗東・矢作芳人厩舎の5歳牡馬で、父ロードカナロア母ミスペンバリー(母の父Montjeu)。通算成績は19戦5勝。

レース後のコメント

1着 パンサラッサ(吉田豊騎手)
「レース前にこの馬の競馬をして欲しいと言われていたので、後続に脚を使わせる競馬をしようと思っていました。スタートが良くて、なんとかハナへ行きたいと思っていたので思い切って出して行きました。ハナへ立ってからはこの馬のペースで走れました。

 直線ではリードがあったので大丈夫だろうと思って追っていました。この馬自身今回は返し馬からしっかりしていて、ゲートも大人しくて精神的にも成長していると感じました。自分の競馬が出来ると本当に強い馬です」

2着 カラテ(菅原明良騎手)
「1800mでしたが、折り合いに問題なかったですし最後は良い脚を使ってくれました。距離は延びても1800mは大丈夫そうです。馬はよく頑張ってくれましたが、勝った馬が強かったです」

3着 アドマイヤハダル(横山武史騎手)
「理想のポジション、競馬でしたが誤算だったのはパンサラッサが想像以上に強かったことです。ペースが速かったので前が止まる計算でしたが、あれで残られたら手の打ちようがありません。2走前と比べて素軽くなっていますし、重賞を取れるチャンスはあります」

4着 ガロアクリーク(田辺裕信騎手)
「休みが長く再スタートで半信半疑でした。追い切りは様子を見ながらやっていましたし、最終の追い切りはまずまず良かったのですが、ビシッと仕上げていませんでした。甘くないと思いましたが、センスがあります」

5着 ウインイクシード(松岡正海騎手)
「こういう展開になると思っていました。パンサラッサの真後ろのイメージでしたが、速かったのであれ以上ついて行っても仕方ないのであの位置になりました。粘ってくれましたが、勝った馬が強かったです」

6着 ヒュミドール(M.デムーロ騎手)
「よく頑張ってくれました。しかしこのペースでは忙しく、前が止まりませんでした。じっとしていて瞬発力勝負に持ち込むのが良いのですが、1800mは忙しかったです」

7着 ダノンザキッド(川田将雅騎手)
「返し馬では抜群に具合が良く感じました。中山に嫌な記憶が残っているのか全く走る気になってくれませんでした。また考えなければいけないですね」

9着 レッドサイオン(木幡育也騎手)
「ペースが速いと苦しくなるので後ろで脚を溜めていました。ジリジリと脚を使ってくれました」

10着 コントラチェック(丸山元気騎手)
「前が飛ばしていましたし、枠も良くなかったので自分のリズムで行きました。ペースが流れたことで力むことはありませんでした。メンバーが強くなるとマイルまでが一番良いと思います。一生懸命走ってくれました」

ラジオNIKKEI

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