「
チューリップ賞・G2」(5日、阪神)
21年に31勝を挙げて、
JRA賞最多勝利新人騎手に輝いた
小沢大仁騎手(19)=栗東・松永昌=が、2年目のさらなる飛躍を誓う。
「3月6日ですから、ちょうど1年ですね。あの日は緊張していてアッと言う間に時が過ぎました」。阪神競馬場でJRA史上47人目となるデビュー戦Vの快挙を達成。あれから1年が経過し、「だいぶ周りが見えてきましたね。少しずつですが、余裕を持ってレースに臨めるようになりました」とスキルアップに手応えをつかむ。
22年は7勝(3日現在)を挙げているものの、「60勝を目標に掲げましたが、年明け早々に騎乗停止になってしまって…。2カ月が終わって計算すると、今のペースでは届かない」。目標達成へ向けては、より多くの騎乗馬確保が必須条件。それだけに重賞での騎乗は大きなアピールの場となる。
チューリップ賞でコンビを組む
ツッチーフェイスは、ほぼ毎日調教に騎乗。「体も走りもしっかりとした馬。パワーがあって気持ちも強い」と素材の良さを感じている。「チャンスを頂けてありがたい。しっかりと結果で応えたいですね」。鮮烈デビューを飾った阪神で、初タイトル奪取といきたいところだ。
提供:デイリースポーツ