昨年5馬身差Vの
ディープボンドが断然の人気を背負うことになりそうだが、連勝中の
マカオンドールも侮れない。制してGIへ向け弾みを付けるのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■3/20(日)
阪神大賞典(4歳上・GII・阪神芝3000m)
ディープボンド(牡5、栗東・
大久保龍志厩舎)は昨年の同レース5馬身差圧勝をきっかけに飛躍し、
天皇賞(春)で2着、秋にはフォワ賞(仏G2)勝ち、帰国初戦の
有馬記念で2着と実績を残した。今回は久々の実戦となるが調教の動きは抜群で、13〜15年に3連覇した
ゴールドシップ以来、史上6頭目となる連覇の期待は十分。鞍上は
和田竜二騎手。
マカオンドール(牡4、栗東・
今野貞一厩舎)は
ゴールドシップ産駒で、2勝クラスを勝ったばかりの格上挑戦だった前走の
万葉Sを差し切り勝ち。今回は強豪
ディープボンドが大きな壁として立ちはだかるが、父が3戦3勝したこのレースで一気の3連勝なるか。
その他、
ステイヤーズSで2着だった
アイアンバローズ(牡5、栗東・
上村洋行厩舎)、一昨年1着、昨年2着の
ユーキャンスマイル(牡7、栗東・
友道康夫厩舎)、前走
ダイヤモンドSで3着の
トーセンカンビーナ(牡6、美浦・
加藤征弘厩舎)、オープン入り初戦の
キングオブドラゴン(牡5、栗東・
矢作芳人厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。