3月27日(日)に中京競馬場で行われる
高松宮記念(GI)に出走予定の
トゥラヴェスーラ(牡7、栗東・
高橋康之厩舎)について、追い切り後の
高橋康之調教師のコメントは以下の通り。
「(
阪急杯は)いろいろトラブルもある馬でしたが、こちらでじっくり調整できた分うまくいったかな、と思います。
阪急杯の成績次第でここを狙って、と思っていたので、中間はレースの疲労を取って臨むことをメインにやってきました。
(1週前追い切りの)時計は前走のものと同じくらいでしたが、手応えは前走よりも良く、馬の毛艶も良くなっていたので、状態は上がっているのかなと思います。(最終追い切りを含め)やることはやりました。あとは無事にレースへ向けて、競馬場へ運ぶだけです。
週末は雨予報になっているようですが、道悪はそれほど苦にしないので、条件面は問題ないと思います。あまり内枠でなければ良いかと思いますが、馬場コンディションにもよります。馬は左回りの方が走りやすそうです。
(1年前と比べ)トモの左右のバランス、肉のつき方が良くなって、推進力も上がっていますし、どちらかのハミにモタれすぎるところも解消されています。
(ここまで)いろいろな病気や脚元の問題などでスムーズに競馬ができませんでしたが、逆に成長を待てたのが良かったのかなと思います。7歳でもすごく元気ですし、乗り役の指示に忠実に走ってくれるのが特徴かなと思っています。
世界情勢も含め、大変な時期ですが、
トゥラヴェスーラもいろんな困難を乗り越えてGIに挑めるところまで来ましたので、一緒に競馬を見ながら応援してもらえればと思います」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI