先週の3日間開催も終わり、遂にGIシーズンが到来。今週は日曜中京メインとして
高松宮記念(GI)が行われます。
昨年は2番人気の
ダノンスマッシュが勝利し、上位人気3頭での決着となった
高松宮記念。昨年より更に上位人気が拮抗しそうな難解なレースを、今週もAIに占ってもらいます。
まず、今回1番人気となりそうなのが
レシステンシア。昨年の春秋ス
プリントGIでは、ともに2着と涙を飲みました。その後も
香港スプリント(G1)で2着と勝ち切れないレースが続く分、ここに懸ける陣営の想いも大きいものでしょう。
その他で人気になりそうな馬としては、4歳の
グレナディアガーズと
メイケイエール。これらはともに8枠に入りましたが、そこら辺がどのようにレースへと影響を及ぼすのか見物です。
それ以外にも
サリオス、
ダイアトニック、
ロータスランドなどの有力馬が集結。人気各馬の路線が異なるだけに、予想家泣かせのレースといえるでしょう。
そんな難解なレースを、妙味重視のAIはどう予想するのか…。人工知能によって弾き出された、注目馬をご紹介します。
◆本質的にはス
プリンター!?
今週の
高松宮記念でAIが本命に抜擢したのは、4歳注目馬の1頭・
グレナディアガーズでした。
こちらは一昨年の2歳マイル王で、1200mのレースは今回が初挑戦。距離短縮で結果が出やすいレースだけに、大きな期待が持てそうです。
2走前の
マイルCS(GI)で13着と惨敗を喫している
グレナディアガーズですが、このレースでは道中かかり気味に進出。ジョッキーも必至で手綱を抑える様子が、映像から伺えました。
2歳時に
朝日杯FS(GI)を勝利して以来しばらく勝ちに見放されていた
グレナディアガーズですが、前走の
阪神C(GII)は距離短縮で本領発揮。中団外目から差し切った内容は完勝といえるものでしたし、AIもこのレースを高く評価していると考えられます。
その前走でも少し行きたがる面を見せていましたし、今回の距離短縮は更にプラスとなりそう。今回は折り合い面も心配なさそうですから、新王者として勢力図を塗り替える可能性も十分にありそうです。
(netkeiba編集部)