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競馬界きってのイケメン!ネクストブレーク必至の富田暁騎手に注目!!

  • 2022年04月05日(火) 11時08分
 端正な顔立ちに、スラリとしたスタイル-。現役屈指のイケメンジョッキー・富田暁(25)=栗東・木原=が近頃、存在感を増している。4月3日終了時点でキャリアハイペースとなる11勝を挙げるなど、ネクストブレーク必至の若手騎手だ。

 一昨年こそデビュー以来ワーストの年間8勝に甘んじたが、5年目の昨年は減量特典がなくなりながらも自己最多となる34勝をマーク。「去年から少しずつ、いろんな面で良くなっています」と、爽やかな笑顔をはじけさせた。

 もちろん好調の裏には理由がある。昨年、同期の横山武史騎手(23)=美浦・鈴木伸=が大活躍。「武史があれだけG1を勝っていますからね。刺激を受けました」。勝負師として当然、触発されないわけがなかった。

 19年8月から20年4月まで、単身オーストラリアへ渡り武者修行。ただ、当時3年目の富田はまだまだ駆け出しの立場。右も左も分からない状態で、「勉強はしていましたが、ただがむしゃらにやっていた感じ。騎乗フォームや馬に合った接し方、今まで何も分かっていませんでした」と述懐する。帰国後はすぐに、頭角を現し始めていた横山武と同じトレーナーのもとで腕を磨いた。「馬の乗り方を根本的に見つめ直せました。それが要因の一つですね」と、その効果が徐々に結果として表れ始めているようだ。

 個人的には最近の騎乗ぶり以外にも、ファンの皆さんに知ってほしい長所がある。それは礼儀正しさだ。取材対応の良さはもちろんのこと、競馬場でもパドック整列時にひときわ丁寧にお辞儀している。「木原先生は競馬のことこそ言わないけど、“人として”のことはずっと教えられています。人がいて馬に乗れるし、感謝の気持ちを忘れるな、と。あとは、1年目の途中で父親にパドックのお辞儀を見られて、“そんな礼じゃ駄目だ”とも。そこで、改めて礼儀をちゃんとしようと思いました」。師匠、そして親の厳しい教えが、今の富田の芯となる部分を築いてきた。

 接していて実に気持ちがいい。それゆえ、周囲に人が集まる。そして、何かあれば手を差し伸べられる。昨年8月はまさかの月間0勝に終わり、焦りを感じた時期もあった。しかし、そんな時にも「“ポイント”となる言葉を掛けてくださる方々がいて…。例えば、武英先生とか(安田)翔伍先生。ジョッキーなら(横山)典さん。本当に人に恵まれているなと痛感します」と、心を支えてくれる存在に救われてきた。「武英先生からは“もっと自信を持って乗れ”などメンタル的なこととか、道中の乗り方とか。根がネガティブなのでそれでシャキッとします」。人間性の良さが、結果として身を助ける。大きな武器とも言えるだろう。

 前述の豪州遠征には「乗馬未経験で競馬学校に入って、他の人に比べたら経験が乏しい中で、馬漬けの生活ができて良かった」と充実の表情だ。競馬関係者を父に持つ同期(横山武史木幡育也武藤雅)との差を埋めるべく積んだ鍛錬は、間違いなく今の礎となっている。とはいえ、新型コロナウイルスの世界的な流行を鑑み、当初の予定より早い帰国だった。いわば“道半ば”に終わった修行だが、次はアメリカに熱視線を注いでいる。「今の状態で行っても逆効果なので日本である程度の実績を築いてから、向こうでも勝負できるようになれば」と、再び海を渡る日を待ち望んだ。

 自身最多勝ペースとはいえ、目標に掲げる年間50勝へはもう少し勢いを加速させる必要がある。「達成したいですね。後輩もバンバン勝っているし、毎日不安な気持ちしかないけど、今は楽しく馬に乗れています。負けず嫌いなので、負けたくない。見てろよと。今は苦しみながらはい上がっている途中。しんどい時期から助けてくださった人に恩返ししたいです」。挫折は栄光への近道-。万感の思いを形に変え、さらに飛躍してみせる。(デイリースポーツ・山本裕貴)

提供:デイリースポーツ

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