スマートフォン版へ

【皐月賞】イクイノックス 素軽さ満点 ルメール確信「G1レベル」5カ月ぶりでも万全

デイリースポーツ
  • 2022年04月14日(木) 06時07分
 「皐月賞・G1」(17日、中山)

 東スポ杯2歳Sを制したイクイノックスが13日、美浦Wでの併せ馬で素軽い動きを披露。前走から中147日での勝利は、20年コントレイル(中112日)を抜いて最長間隔勝利記録を更新する。

 異例のローテーションで臨むイクイノックスは、美浦Wでインナリオ(4歳2勝クラス)と併せ、手応え優勢で半馬身先着した。1週前は7F98秒2と長めから追われたが、今週は6F追い。先行した僚馬をゴール前でとらえて6F84秒8-38秒6-11秒6をマークし、最後まで余裕の走りで久々を感じさせない動きを見せた。

 2週続けて騎乗したルメールは「先週は長い追い切りをやってスタミナを感じられたし、今週はいいスピードを見せてくれた。皐月賞はこの二つが必要となる。ほぼベストなコンディションです」と感触を伝える。鞍上が志願しての連続騎乗。2週にわたって気になる部分を確認した上で、高評価を与えた。

 今回は東スポ杯2歳Sから約5カ月ぶりの実戦。木村師は「2歳のこの時期からいい動きをしていたけど、他の馬よりリカバリーに時間がかかる。セオリー通りのローテーションでは、春の一番いい時に本当の状態にもっていけないのでは、ということを早い段階から感じてました」と異例の直行となった経緯を説明する。ベストパフォーマンスを引き出すためには、実戦よりも成長を促すことが大事。苦渋の決断だった。その結果、「体はひと回り大きくなり、肩回りは明らかにゴツくなりました」と馬体の変化を伝える。じっくり休ませた効果は出ている。

 鞍上は「G1レベルだと思っています。皐月賞でいい馬はいるけど、勝つ自信はあります。もし皐月賞を勝つことができなくても、次のレースを勝つと思います」と笑顔で語る。最後にルメールらしい冗談をまじえたが、G1を勝てる逸材だと確信しており、今回に関しても手応えをつかんでいる。常識を覆すローテーションでのV。この馬はそれをやれるだけの資質を秘めている。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す