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【福島牝馬S】ステイゴールド一族と黄金ユニット スライリー相沢調教師「今年は重賞取れる」/トレセン発秘話

東京スポーツ
  • 2022年04月21日(木) 18時01分
 先週金曜(15日)は相沢調教師に話を聞いた。まずは気になっていた日曜(17日)の未勝利戦に出走するマイネルキング。「以前よりはかなり良くなっているね」と語った後、

「この馬が1歳の時、年末に岡田繁幸さんと話す機会があって、この馬は走りますよって言っていた。結局、その後は会えないまま亡くなられてしまい、その時が最後の会話になってしまったけど、岡田さんが言っていた通り、能力のある馬だからね」。

 結果は…馬券圏内には届かなかったものの7番人気ながら4着と善戦。叩いた次走以降はもっと良くなって、待望の初勝利も近いのではと思っている。

 そのマイネルキングの父ゴールドシップの産駒重賞初制覇となったブラックホール(19年札幌2歳S)をはじめ、16年函館記念を制したマイネルミラノ(父ステイゴールド)、今年のフェアリーSを制したライラック(父オルフェーヴル)など、相沢厩舎の重賞活躍馬には父ステイゴールド系が多い。

 その点を踏まえて狙いたくなるのが、福島牝馬S(23日、福島芝1800メートル=1着馬にヴィクトリアM優先出走権)に出走するオルフェーヴル産駒のスライリー

 年明けの愛知杯の際にも当欄で取り上げ13着に終わったが、その時から相沢師は「今年はどこかで重賞を取れると思っている」と期待が高く、追いかけ続けようと決めていた馬だ。

 実際、次走の中山牝馬Sでは後方から脚を伸ばし、4着と巻き返した。「折り合って運べれば、しまいはいい脚を使える馬だからね。ためる競馬を教えてきたことが結果につながった」と語るように、能力を発揮できさえすれば、タイトルは目の前だ。

 当レースは20年に同厩舎のリープフラウミルヒが13番人気ながら2着と激走したが、その父もステイゴールド。さらにスライリー自身も昨年の同時期に行われたフローラSで14番人気の低評価を覆して2着したことを踏まえれば、買い要素は満載。

「だいぶ馬が大人になってきたし(石川)裕紀人もデビューからずっと乗ってきて、この馬としっかりコンタクトを取れるようになってきた。全ては折り合い次第。そこさえスムーズなら」。

 ステイゴールド一族×相沢厩舎の黄金ユニットからの重賞馬誕生に一票を投じたい。

(美浦の金色追跡者・松井中央)

東京スポーツ

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