スマートフォン版へ

【福島牝馬S予想】ヴィクトリアマイル本番を見据えた馬よりも○○適性を重視したい一戦

  • 2022年04月23日(土) 06時35分
 優勝馬にはヴィクトリアマイルへの優先出走権が付与されるレースで、過去10年間でここをステップに本番へ挑んだ馬は延べ25頭で2着1頭、3着2頭。昨年は勝ったディアンドルが4着、7着だったシゲルピンクダイヤが5着で、いずれも2着馬とは0.1秒差と差のないレースをしているが、昨年は新潟競馬場のワンターンコースだった。今年は2年ぶりの福島開催で同じ1800m戦でも、コーナーを4回まわるコースに戻った。本番を見据えて、という馬よりもコース適性を重視したい。

 ◎スライリーフローラS2着馬で秋華賞5着。前走の中山牝馬Sは53キロのハンデを背負い追い込んで4着だった。オルフェーヴルの産駒らしく、長く良い脚を使えるタイプだが、キャピタルSは出たなりで先行したものの前半の半マイルが46.2秒となって1度は先頭に立ったものの失速。続く愛知杯は抑えたものの同49.8秒で力んでしまったように、まだ若さが抜けきらない気性面が出世を妨げている。今回は、ある程度ペースが流れそうなメンバー構成であり、馬群の中で我慢することができれば、持ち味を十分に発揮させることができそうだ。

 〇アブレイズは3月の中山牝馬S2着馬。昨年のこのレースでは後方待機から最速の上りタイムで追い込んだが、勝った馬から0.2秒差6着。そのレースを教訓とするように、その後は好位、中団からの競馬が板に付きつつあるようで、前走も1度は先頭に立つようなシーンがあった。もともと3歳時にはデビュー2戦目のフラワーCを勝っているようにコーナーを4回まわるコースに対する順応性も兼備している。56キロを課せられたハンデ戦から今回は別定54kgで出走できるのは、他馬との比較からも有利だ。

 ▲アナザーリリックアネモネS優勝馬。当時はまだ弱いところがあって桜花賞へは向かわずにNHKマイルCに挑んで0.8秒差7着。佐渡Sを経て挑んだ秋華賞は0.6秒差7着同着。5着のスライリーとは0.1秒差だった。愛知杯は8着だったとはえ勝ち馬とは0.5秒差。母が短距離馬だったことから200mの距離短縮は味方にできそうだ。

 中山牝馬Sを勝った△クリノプレミアムは1キロ増の54キロなら引き続きチャンスは十分で、外枠を引いた△ルビーカサブランカはスタートに課題があるだけにプラス材料と見たい。穴ならマイルの条件戦を2連勝中とはいえ、紫苑S4着、チューリップ賞5着と牝馬の3歳重賞戦線でそれなりの成績を残した△シャーレイポピーと、能力あるはずの△サトノダムゼル

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す