右前靱帯炎による1年以上の休養を経て
ヴィクトリアマイルで復帰した
デアリングタクト(牝5、栗東・
杉山晴紀厩舎)は、6月26日に阪神競馬場で行われる
宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)を目指す。
来週中に帰厩予定で、放牧先では
エコー検査も行った。管理する杉山晴師は「検査も問題なかったので」とコメントしている。
デアリングタクトは父
エピファネイア、
母デアリングバード、母の
父キングカメハメハという血統。
2019年11月に京都競馬場でデビュー。2020年に
桜花賞・
オークス・
秋華賞を制して牝馬三冠を達成した。昨年4月の
QE2世C3着の後に右前靱帯炎を発症して長期休養に入っていたが、今年の
ヴィクトリアマイルで約1年ぶりに復帰。春の
グランプリで完全復活を狙う。通算成績は9戦5勝。