5/29(日)に
佐賀競馬場で行われる
九州ダービー栄城賞。佐賀3歳三冠の二冠目で、一冠目の佐賀
皐月賞を制した
ザビッグレディー、同2着の
シウラグランデ、そして当地で9戦9勝の
タケノサイコウら12頭が“ダービー馬”の称号を懸けて争う。主な出走馬は以下の通り。
■5/29(日)
九州ダービー栄城賞(3歳・定量・佐賀ダ2000m)
タケノサイコウ(牡、
古賀光範厩舎)はデビューした
JRAでは2戦ともに大敗だったが、昨夏に当地へ転入してからは連戦連勝で、11月のカペラ賞では
ザビッグレディーらを下して重賞初制覇。そして今年2月の九州産馬限定重賞・
たんぽぽ賞では、
JRA勢を撃破し連勝を9まで伸ばしている。その後は剥離骨折によって戦線を離脱していたが、この中に入れば地力は断然。初コンビとなる
山下裕貴騎手とっても“ダービー初制覇”が賭かるだけに人馬ともに注目だ。
タケノサイコウが不在の一冠目・佐賀
皐月賞を制したのが、
ザビッグレディー(牝、
三小田幸人厩舎)。
タケノサイコウとは2歳時にカペラ賞(4着)を含め3度対戦していずれも先着を許しているが、両馬の主戦である
飛田愛斗騎手はこちらを選んだ。順調に使えている点もプラスなことから二冠達成のシーンも十分といえる。
シウラグランデ(牝、
手島勝利厩舎)はデビューした
JRAでは5戦いずれも掲示板外だったが、今年3月の転入初戦から3連勝。転入後初の中距離戦となった2走前の虹ノ松原特別(1750m)をクビ差2着とすると、前走の佐賀
皐月賞でも中団から追い上げてクビ差2着と接戦を演じている。持ち味の長く使える末脚は魅力で今回も好勝負が期待できる。
オリベ(牡、
手島勝利厩舎)は
JRAで4戦未勝利、金沢で2戦1勝、2着1回の実績から転入。今年2月の初戦こそ12着と大敗だったが、3戦目の虹ノ松原特別では後方から追い上げて
シウラグランデを差し切って勝利。続く佐賀
皐月賞は5着だったが、勝ち馬
ザビッグレディーとはコンマ3秒差。前走の
トライアル・鯱の門特別も勝利していることから、決め手が生きる展開で出番は十分といえる。
そのほか、佐賀
皐月賞7着も中距離戦で2勝の実績がある
イカニカン(牡、
真島元徳厩舎)、キャリア3戦ながら前走
トライアルを制した
ラスクミソ(牝、
中野博厩舎)、転入初戦は8着大敗も
JRA1勝の実績がある
アンビション(牡、
石川浩文厩舎)らも上位を狙う。
発走は18時15分。
次回は8/25の
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