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ボンネビルレコードが誘導馬を引退 帝王賞当日、9年間の誘導馬生活に幕引き

  • 2022年06月29日(水) 21時08分
 29日、東京シティ競馬(TCK)の誘導馬のボンネビルレコード(牡20)が、2013年6月26日の初誘導以来、9年間にわたる誘導馬生活を引退した。帝王賞当日の大井9R、10R、11Rで誘導を担当し、大井12R・ボンネビルレコード賞が最終誘導レースとなった。

 ボンネビルレコード父アサティス母ダイワスタン、母の父マルゼンスキーという血統。

 2004年10月に大井競馬場的場文男騎手を背にデビューし、翌2005年のジャパンダートダービー(JpnI)では3着に好走。さらに翌2006年のJBCクラシック(JpnI)でも3着に好走した。2007年の帝王賞(JpnI)では、JRA所属の強豪馬ブルーコンコルドの追撃を振り切りGI級競走初制覇。2008年のかしわ記念(JpnI)ではブルーコンコルドを差し切り、GI級競走2勝目を挙げるなど、ダートの交流重賞戦線を牽引した。

 10歳まで現役生活を続け、通算成績は74戦9勝。現役を退いた後は大井競馬場で誘導馬を目指して調教を行い、2013年の帝王賞当日に誘導馬デビュー。以降、9年間にわたって誘導馬としてたくさんの競馬ファンに親しまれていた。今後は北海道日高町の牧場で余生を過ごす予定。

(TCK特別区競馬組合のリリースより)

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