2018年の
ステイヤーズS(GII)を制した
リッジマン(牡9、栗東・
庄野靖志厩舎)が
JRAの競走馬登録を抹消。1日、
JRAのホームページ上で発表された。今後は
地方競馬に移籍予定だが、移籍先は未定。
リッジマンは
父スウェプトオーヴァーボード、
母アドマイヤモンロー、母の
父Caerleonという血統。
2015年6月にホッカイドウ競馬の
田中淳司厩舎からデビュー。ダート1000mの初陣で勝利を挙げると、8月の
クローバー賞(OP)では単勝最低人気ながらハナ差2着に逃げ粘り、波乱を演出するとともに
JRA所属馬と渡り合う実力を見せた。その後、地方所属から
JRAに転厩し、2016年以降は中央所属馬として現役生活を送る。
中央所属では一貫して芝のレースに出走し、2017年の
札幌日刊スポーツ杯(1000万下)を制すると、翌2018年の
万葉S(OP)に格上挑戦し2着。続く
ダイヤモンドS(GIII)でも2着に好走。同年9月の丹頂S(OP)を快勝し、1600万条件を経由せずオープン初勝利を果たした。12月の
ステイヤーズS(GII)では、同競走3連覇の
アルバートが出走取消となるアク
シデントの中、単勝1番人気に支持され、後続に2.1/2馬身差をつける快勝で重賞初制覇を果たした。昨年から入障し、同年11月に障害初勝利を挙げていた。通算成績は42戦7勝。