宝塚記念(GI・阪神・芝2200m)が終了し、いよいよ競馬界も夏本番。東京、阪神開催が終わり、今週から福島、小倉、函館の3場開催となります。
今週は、日曜日に重賞が2レース。福島競馬場で
ラジオNIKKEI賞、小倉競馬場で
CBC賞が行われます。
どちらも楽しみな一戦ですが、
ラジオNIKKEI賞は13頭立てと少頭数。今回は、17頭立てと頭数も多い
CBC賞を予想していきましょう。
昨年も小倉競馬場で行われた
CBC賞ですが、今年も出走を予定する
ファストフォースが優勝。1:06.0というレコード決着を、8番人気ながら逃げ切りました。
今年は3歳牝馬の
アネゴハダが人気となりそうですが、上は9歳の
レインボーフラッグまで幅広いメンバー構成。各世代のス
プリンターが凌ぎを削る戦いは、馬券的にも面白いレースとなりそうです。
そんな一戦を、妙味重視のAIはどう予想するのか…。人工知能によって弾き出された、注目馬をご紹介します。
◆ス
プリンターの素質開花!?
今週の
CBC賞でAIが本命に抜擢したのは、人気の一角となることが予想される
タイセイビジョンでした。
本馬は、1400mの新馬戦を快勝すると、続く
函館2歳S(GIII)でも2着と健闘。その後も
京王杯2歳S(GII)1着、
朝日杯FS(GI)2着、
アーリントンC(GIII)1着、
NHKマイルC(GI)4着と、世代上位のス
プリンターとして活躍していました。
その後はマイルを中心に走っていましたが、勝ち切ることができず距離を短縮。昨年の同レース4着をきっかけに、今は1200mを中心に戦っています。
徐々にス
プリンターとしての素質も開花しており、昨年の
京阪杯(GIII)、前走の
春雷S(L)では2着とあと一歩の競馬。差し、追い込み脚質のため展開にも左右されますが、コンスタントに上がり上位の脚を繰り出していることは評価できるでしょう。
今年の
CBC賞で、
タイセイビジョンは昨年と同斤量の57kg。対して、昨年の覇者・
ファストフォースは昨年から4kg増(52kg→56kg)で、逆転は十分可能でしょう。
3歳軽量組は気になるところですが、実績的には圧倒。今回のメンバー構成であれば、無様な競馬にはならないはずです。
(netkeiba編集部)