90年
有馬記念など、G1を4勝した名馬
オグリキャップの最初の産駒である
オグリワン(牡)が老衰のため死んだことが5日、明らかになった。30歳だった。けい養(けいよう)先である長野県佐久市のスエトシ牧場がツイッターで発表した。スエトシ牧場は「先程、
オグリキャップの最初の産駒
オグリワンが老衰の為、永眠致しました。30歳5ヶ月でした。スエトシ牧場に来て22年です」とつづった。
92年2月9日に誕生した
オグリワンは、94年7月に
父オグリキャップにも騎乗していた
武豊とのコンビでデビュー(4着)。2戦目に勝ち上がると、小倉3歳S(当時)で2着、
ききょうS制覇などオープンでも好走した。95年ダービーにも参戦(17着)。
福永祐一騎手(45)=栗東・フリー=の重賞初騎乗馬(96年
中日新聞杯15着)としても知られている。
96年に地方に移籍し、01年に現役を引退後はスエトシ牧場で余生を過ごしていた。通算成績は109戦7勝(中央19戦2勝、地方90戦5勝)だった。
提供:デイリースポーツ