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【函館記念予想】函館開催を締めくくるハンデ重賞 人気馬にとっては鬼門のレース!?

  • 2022年07月17日(日) 06時35分
 JRAサマー2000シリーズ第2戦「函館記念」は函館開催を締めくくるハンデ重賞。過去10年間で1番人気馬は1勝のみで2着、3着すらないと、人気馬にとっては鬼門のレース。また、トップハンデ馬も10頭で1勝2着2回と苦戦傾向だ。

 ◎マイネルウィルトスは、新潟競馬場の不良馬場で行われた昨年の福島民報杯の優勝馬。2着馬に1.8秒差の大差勝ちしたその勢いで、函館記念に挑んだが休み明けも影響したか、3番人気8着。しかし、続く札幌記念ではソダシラヴズオンリーユーらを相手の4着となって力のあるところを見せている。アルゼンチン共和国杯目黒記念はともに今回と同じ56キロのハンデで2着と重賞勝利まであと一歩のところまできた。機動力が武器で、下級条件馬時代とはいえ小倉競馬場や福島競馬場でも勝利経験があり、小回り馬場は苦にしないはず。

 〇アラタは昨秋の福島記念1番人気3着馬。未勝利戦を勝ったのちに弥生賞、そして青葉賞へと駒を進めたくらいの期待馬で、途中1年近い休養はあったが、4連勝で一気にオープンを果たしている。休み明けの金鯱賞は相手も強く、また時計も速かったが、それでも大きくは負けておらず、前走はレース前にアクシデント、そしてレース中に不利もあった。函館競馬場は2戦2勝。改めて飛躍のきっかけとしたい1戦だ。

 ▲サンレイポケットは昨年の新潟大賞典の優勝馬。天皇賞・秋4着、ジャパンカップ4着の実績からはもっと多くのタイトルを持っていても不思議ない存在だが、若い時に大きなケガをしたことも影響してか、ややジリっぽい一面もあるが、大きく崩れない堅実みは持ち味だ。時計がかかる洋芝がプラスに働く可能性も。天皇賞・秋で58キロを経験しており、57.5のハンデそのものは気にならないが、他馬との比較でどうだろうか。

 追い込み一手だが能力高い△スカーフェイス、洋芝2000mはピッタリのイメージがある△ジェネラーレウーノ、8歳とはいえ堅実さは失われていない△ウインイクシードなど伏兵も多数。最後に重賞2勝で、昨年函館競馬場で行われたクイーンS4着△フェアリーポルカまで押さえておきたい。

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