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【AI予想・中京記念】波乱含みのハンデ戦! 堅実な「重賞未勝利馬」が惜敗に終止符?

  • 2022年07月19日(火) 18時40分
 今週からは舞台が函館から札幌に移り、福島・小倉・札幌のローカル3場開催。福島と小倉は今週で一区切りとなります。

 重賞は小倉で日曜日にひとつだけ。今年も小倉競馬場開催となるGIII・中京記念(芝1800m)が行われます。

 毎週重賞での激走馬をコンピュータ予想するこのコーナー。膨大なデータを駆使したnetkeibaオリジナルAIが、今週は中京記念の狙い馬を探します。

 月曜日時点の登録馬は18頭。昨年は今年と同じ小倉競馬場開催で1番人気馬アンドラステが勝ちましたが、一昨年の阪神競馬場開催だったときには最低18番人気メイケイダイハードが勝って大波乱となっているレース。やはり夏の重賞は何が起こるかはわかりません。

 そんな波乱必至の重賞ですが、まずは今回も出走予定の馬たちをチェックしていきましょう。

 1番人気候補としては、まずファルコニア(牡5・栗東・高野厩舎)があげられるでしょう。とにかくレース問わずに凡走の少ないタイプ。ここのところは芝マイルを使っていますが、過去の実績からは芝1800m戦でも能力は発揮できるはずです。

 人気で続きそうなのは、ミスニューヨーク(牝5・栗東・杉山晴厩舎)。ここのところは牝馬限定重賞を使っていますが、昨年の中京記念では4着になっている実力馬です。

 さらに前走リステッド競走で2着ながら、過去にはGII戦でも馬券圏内好走があるカイザーミノル(牡6・栗東・北出厩舎)、昨年のGIII小倉大賞典3着だったカデナ(牡8・栗東・中竹厩舎)など。他にも上位入線のありそうな伏兵メンバーが多く揃ったという印象で、当然ながら今年も馬券的妙味は十分といえるでしょう。

【惜敗に終止符を打つ?】

 予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測を反映していない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。

 今回、月曜日時点でAIが選出してきた本命候補は、ファルコニアでした。冒頭でも紹介したように人気上位確実の馬。このメンバーならば、もちろん好勝負必至といえるでしょう。

 同馬は父ディープインパクト、母はカンビーナ(母父Hawk Wing)という血統。全兄にトーセンカンビーナ(牡6)がいます。

 成績はこれまで17戦5勝[5-4-4-4]で、これだけ使って馬券圏外は4回だけという堅実な馬。3歳クラシック路線には乗れませんでしたが、デビュー当初から好メンバー相手に接戦を繰り広げてきました。

 19年11月の2歳新馬戦(京都・芝2000m)で角居厩舎からデビューしましたが、21年になって現在の高野厩舎に転厩。2勝クラス・3勝クラスを連勝すると、その後はGIIIエプソムC(東京・芝1800m)、前走のGIIマイラーズC(阪神・芝1600m)と重賞でも馬券圏内の好走を見せています。

 前走に引き続き、現在リーディングトップの川田騎手が騎乗予定。近走は惜しい競馬が続きますが、実績的には明らかに上位で初の重賞制覇は目前といえるでしょう。

 あとは、出走メンバー・鞍上・ハンデ・枠順など確定後、コンピュータ予想がどう変化するのか…。週末の最終AI予想もぜひ楽しみにお待ちください!

(netkeiba編集部)

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