24日(日)小倉競馬場で行われる第70回
中京記念(GIII)に出走を予定している
カイザーミノル(牡6、栗東・
北出成人厩舎)について、追い切り後の
北出成人調教師のコメントは以下の通り。
(前走の
米子ステークスは)
決して状態は良く無かったのですが、目標にしていたレースでした。いい頃に比べたらトモの具合があまり思わしく無い状態でしたので、半信半疑でした。
(
中京記念を目標にしたのは)
当初は新潟の
関屋記念を考えていましたが、メンバー的なことを考えてです。でも、思いのほかメンバーが多くなりました。思惑とは違った状態になりました。
(久々のツーターンですが)
どんな競馬でも出来ますからね。条件戦ではありますが、小倉の(芝)1700mでも勝っていますから、特段心配はしていません。
(中間は)
在廐のまま調整をしていました。トモが疲れていたということもあり、治療をしながら調教を進めました。前回より状態はアップしています。
(1週前追い切りは)
暑い時期で、輸送競馬ですので、(当該週より)しっかりやりたかったので、騎手に乗ってもらいました。予定通りの調整が出来たと思います。
(最終追い切りは)
1週前追い切りでしっかりやりましたので、疲れを残さないことに主眼を置きました。特に指示は出しませんでしたが、騎手もそれをくみ取ってくれましたので、軽めではありますが、これで十分だと思います。(前走の)反動もありません。
(この季節はどうですか)
夏が弱いということはありません。去年の新潟の
朱鷺ステークスでも結果を出しています。暑さに関しては全く心配していません。
(年齢的なことは)
デビュー以来、無理して使うこと無く、ローテーションを組み立てて使っています。年齢の割に若いと思います。
横山典弘騎手が乗るようになり、ブリンカーを装着してから成績が安定しました。彼に託します。サマーマイルシリーズを盛り上げられるように頑張ります。応援よろしくお願いします。
(取材:檜川彰人)
ラジオNIKKEI