「クイーンS・G3」(31日、札幌)
巴賞で久しぶりの勝ち星を挙げた
ホウオウピースフルは28日、札幌芝で単走。ダートを軽く1周してから芝コースへ移動。ゆったりとスタートして、直線まで掛かるようなそぶりもなく馬なりのまま駆け抜けた。タイムは5F69秒3-39秒2-12秒1。
見届けた大竹師は「予定通り。1回使って体は出来ているし、きょうは流す程度。気持ちも乗っていた。
巴賞の直前と同じような感じに来ています。体重も前走と一緒くらいになると思う」と手応え十分だ。精神的にピリピリしがちなタイプだが、1週前に函館から札幌へ移動して調整は順調に進んでいる。
丸田が負傷で騎乗できないため、新たな鞍上には横山武に決まった。トレーナーと並んで追い切りの様子を観察。「作戦などよりも、この馬の特徴をしゃべりました。ゲートが開くまでのアプローチに関してですね」と指揮官は説明する。函館と同様に地下馬道を通らなくていい札幌は好都合の舞台。待望の重賞初Vへ、条件は着々と整いつつある。
提供:デイリースポーツ