今週の日曜日は、札幌競馬場で
クイーンS(GIII・札幌・芝1800m)が行われます。
昨年は東京オリンピックの開催の関係で函館競馬場で施行されましたが、今年は通常通りの札幌開催。一昨年の札幌開催では、11番人気の
レッドアネモスが内を捌いて差し切ったことが印象的なレースでした。
今年は3歳牝馬路線で
桜花賞(GI・阪神・芝1600m)2着と健闘した
ウォーターナビレラが登場。主戦の
武豊騎手を背にどのような走りを見せるのかに注目が集まります。
世代トップクラスの貫禄を見せつけるのか、それとも一昨年のように伏兵が波乱を演じるのか…。見どころたっぷりのレースとなるでしょう。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先週の
中京記念は、【残った馬】として推奨した6頭中3頭での決着。6番人気、10番人気、1番人気で決まった三連単は「14万馬券」になりました。
今週もケシウマの【残った馬】にご期待ください!
ここでは、
クイーンS「消去条件」のうち1つを無料公開します。
【条件】
前走0.1秒以内の辛勝(ただし、前走
巴賞で上がり1位勝利馬は除く)
[0-0-0-20]複勝率0%
該当馬:
フィオリキアリ、
ホウオウピースフル(過去の主な該当馬:21年
イカット5人気7着、20年
フェアリーポルカ2人気6着、19年
サトノガーネット3人気6着)
前走勝利馬は過去10年では2勝どまりで、複勝率も12.9%、複勝回収率も40%とふるいません。そしてとくに危ういのが0.0〜0.1秒の辛勝だった馬です。
なかなか別定戦で前走勝利馬は嫌いにくいところではありますが、前走で北海道のオープン特別の
巴賞で上がり1位勝利馬を除くと、思い切って評価を落としてみたいところです。
上位人気が予想される、
ホウオウピースフルが消去データに該当しました。
本馬は新馬戦(札幌・芝1800m)、
百日草特別(1勝クラス・東京・芝2000m)と、デビューから2連勝。3歳時は
フローラS(GII・東京・芝2000m)でも2着と健闘し、
オークス(GI・東京・2400m)、
秋華賞(GI・京都・2000m)にも出走しました。
ただ、前走の
巴賞(OP・函館・芝1800m)では、なんとか差し切ったという内容。
丸田恭介騎手の好騎乗が光りましたし、メンバー的に薄かった感もいなめません。
今回の出走馬の中には過去に対戦した馬が4頭出走しますが、先着経験があるのは
オークスの
フィオリキアリに対してのみ。同レースにも出走していた
マジックキャッスルには4回一緒に走って一度も先着できていませんから、ここも不安の残る一戦となりそうです。
さらに、残りの消去条件は『
パーフェクト消去法』にて公開中。重賞レースの参考に、ケシウマの予想バイブルを是非お役立てください。