先週で福島開催が終了し、今週からは新潟、札幌の2場開催。平地重賞は2レースで、新潟では夏の名物レース・
アイビスサマーダッシュ(GIII)が行われます。
アイビスサマーダッシュといえば、芝1000mの直線競馬。外枠有利はもはや周知の事実であり、今年もレースに大きな影響を及ぼすでしょう。
枠順も発表されましたが、昨年の1着馬
オールアットワンスは2枠3番、3年連続連対の
ライオンボスは1枠1番と、ともに内枠。千直レース2戦2勝の
マリアズハートも3枠6番と、有力馬がこぞって内枠になり混沌とした状況になってきました。
昨年は
ロジクライの出走取り消しもあり16頭立てとなりましたが、3着には1枠1番の
バカラクイーンが入線。内枠馬が全く来ないわけでもありませんから、人気も大きく割れそうです。
しかも、今年はフルゲート18頭。混戦模様に拍車をかけるような状況で、大波乱の可能性も十分に考えられそうです。
そんな馬券的にも楽しみな一戦を、妙味重視のAIはどう予想するのか…。人工知能によって弾き出された、注目馬をご紹介します。
◆やっぱり外枠は有利
今週の
アイビスサマーダッシュでAIが本命に抜擢したのは、人気になることが予想される
ヴェントヴォーチェでした。
本馬は、新潟千直で1戦1勝。今回の出走メンバーとも戦ってきた馬ですが、その多くで最先着を果たしています。
2走前には、
春雷S(L・中山・芝1200m)で2着に3馬身差の圧勝。千直の経験は豊富ではありませんが、そのぶん可能性にあふれた馬といえそうです。
そして、何といっても枠でしょう。有力馬が内枠に入ったことは冒頭でもお伝えしましたが、
ヴェントヴォーチェは7枠13番。ここは条件が揃いましたから、馬券の軸として大きな期待が持てそうです。
(netkeiba編集部)