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前走英G1参戦のバスラットレオン&キングエルメスが仏・ドーヴィル競馬場に到着

  • 2022年07月31日(日) 20時40分
 8月7日に行われるモーリスドゲスト賞(仏G1)に出走予定のキングエルメス(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)と、8月14日に行われるジャックルマロワ賞(仏G1)に出走予定のバスラットレオン(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)が、7月30日の0時48分(日本時間8時48分)にイギリス・ニューマーケットを出発。同日13時45分(日本時間20時45分)、フランス・ドーヴィル競馬場に到着した。

 キングエルメスは父ロードカナロア母ステラリード、母の父スペシャルウィークという血統。母は2009年の函館2歳S(GIII)覇者。昨年6月にデビューし、キャリア3戦目となった京王杯2歳S(GII)で重賞初制覇を果たした。その後、故障のため休養に入り、今年4月のアーリントンC(GIII)で復帰。5月のNHKマイルC出走後に海外遠征を行っており、前走はイギリスのニューマーケット競馬場で行われたジュライC(英G1)に出走した。

 バスラットレオンは父キズナ母バスラットアマル、母の父New Approachという血統。2020年7月にデビューし、2歳時には朝日杯FS(GI)で4着に好走。昨年のNZT(GII)では序盤から積極策を取り、後続に5馬身差をつける圧勝劇を見せた。今年3月にはドバイに遠征を行い、ゴドルフィンマイル(首G2)に出走。スタートでハナを奪うと、そのまま後続を寄せ付けず1.1/4馬身差の逃げ切り勝ちをおさめ、日本調教馬として2006年のユートピア以来16年ぶりとなる同競走制覇を飾った。

【荒木裕樹彦調教助手のコメント】
「輸送はスムーズで、予定していた時間よりも少し早く到着できました。2頭ともすごく落ち着いていて、途中のフェリー移動も問題ありませんでした。

 飛行機輸送やニューマーケットでの滞在を経て、精神的にも逞しくなってきていると感じます。輸送をサポートしていただいた関係者の皆様に感謝を申し上げます」

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