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【関屋記念】ワールドバローズ 好舞台 重賞初Vへ豪脚一閃だ 石坂師「いい勝負を」

デイリースポーツ
  • 2022年08月10日(水) 12時21分
 「関屋記念・G3 」(14日、新潟)

 京王杯SC4着のワールドバローズが、夏の越後路で重賞初Vを目指す。後方で脚をためた前走は、メンバー最速の末脚を繰り出して勝ち馬から0秒4差。ここにきての地力強化は顕著だ。新潟コースは初めてだが、左回りは全4勝を挙げるなど得意。自慢の豪脚でタイトルを目指す。

 好メンバーがそろった一戦でも、チャンスは十分。4歳を迎え、一戦ごとに力を付けてきたワールドバローズが重賞初制覇を狙っている。

 3度目の重賞挑戦となった前走の京王杯SC。未勝利戦以来1年半ぶりの7F戦となったが、上がり3Fメンバー最速の脚を使い0秒2差の4着に食い込んだ。石坂師は、「前走で速い流れを経験できたのは良かった。今回に生きてくれるはず」と収穫を口にする。

 状態の良さも申し分ない。1週前追い切りでは栗東CWで6F81秒9-36秒9-11秒5をマークし、はじけるような脚さばきを披露した。「今年は数を絞ってレースを使っていますし、馬がフレッシュな状態。去年は詰めて使って暑さがこたえた部分がある。今年は夏負けもなく、元気ですよ」と指揮官は充実ぶりを伝える。

 新潟は初参戦となるが、全4勝を挙げている得意の左回りマイル戦なら、決してマイナスにはならない。G1馬のダノンザキッドや重賞ウイナーのイルーシヴパンサーなど相手もそろったが、「この馬もいい脚を使える。いい勝負をしたい」とキッパリ。フィットした条件で、念願のタイトル奪取といく。

提供:デイリースポーツ

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