8月14日に小倉競馬場で行われる小倉記念(3歳上・ハンデ・GIII・芝2000m)。

　無傷6連勝でBCジュベナイルF(米G1)を制し米2歳女王に輝き、以降も連勝を重ねてガゼルS(米G1)などを勝利した名牝オーサムフェザーの二番仔で、2016年のセレクトセールで2億8080万円(税込)の値がつけられたスーパーフェザー(セ7、栗東・渡辺薫彦厩舎)が、昨年3着からの巻き返しを図る。

　スーパーフェザーは父ディープインパクト、母オーサムフェザー、母の父Awesome of Courseという血統。

　2017年10月に京都競馬場で行われた2歳新馬戦を快勝。翌2018年3月に2勝目を挙げ、同年4月の青葉賞(GII)で重賞初挑戦を果たし3着となった。昨年5月の魚野川特別(2勝クラス)で3勝目を挙げ、小倉記念に格上挑戦し3着に好走。12月の逆瀬川S(3勝クラス)で上がり3F最速の末脚を繰り出し、4度目の白星を飾った。

　6歳時の年末に古馬オープン入りを果たした良血馬が、初めての重賞タイトル獲得を狙う。馬齢を重ねても衰え知らずの末脚に要注目である。