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【佐賀・サマーチャンピオン注目馬】文字通り“夏の王者”を決めるダートグレード競走

  • 2022年08月25日(木) 11時31分
 8月25日(木)に佐賀競馬場で行われるサマーチャンピオン(3歳上・JpnIII・ダ1400m)。2001年に創設されたレースで、2007年からはハンデ戦として行われている。

 中央競馬では夏競馬最大のハイライトである札幌記念を終えたが、夏競馬はまだまだ続く。中央だけではなく、地方競馬で行われるアツい戦いにも注目したい。“夏の王者”に輝くのはどの馬か。

 発走は25日(木)の18時00分。主な出走馬は以下の通り。

コンバスチョン(牡3、美浦・伊藤圭三厩舎)

 昨年6月のデビューから2連勝。続く兵庫ジュニアグランプリ全日本2歳優駿でも連続して2着に好走し、世代トップクラスの実力を証明した。明け3歳はヒヤシンスSから始動。最内から鋭く抜け出し勝利を飾ると、翌月にはドバイへの遠征を敢行しUAEダービーに出走した。古馬との対決は初になるが、53kgの斤量で出走出来るのは魅力。国内外の様々な競馬場で経験を積み、帰国初戦を叩いて重賞初制覇への態勢は十分だ。

レディバグ(牝4、栗東・北出成人厩舎)

 前走のスパーキングレディーCで、かしわ記念覇者ショウナンナデシコと、重賞7勝馬サルサディオーネの間に割って入り2着に好走。ともに3kgの斤量差があったとはいえ、牡馬相手にJpnIを勝利したショウナンナデシコをクビ差まで追い詰めた。デビューから掲示板を外したのは2回のみと堅実な走りが魅力。どこからでも末脚を発揮できる自在性を武器に、悲願の重賞初制覇に挑む。

リュウノシンゲン(牡4、佐賀・山田徹厩舎)

 2020年の6月に岩手競馬でデビューし、翌年の東北優駿を制するなど重賞7勝の大活躍。その後、2021年秋に川崎競馬へ移籍し、園田競馬の楠賞で2着に好走するなど全国区での活躍を見せた。今年4月の柏の葉OPを最後に当地に移籍。転入初戦の遠賀川特別を勝利し順調な滑り出しを見せると、3連勝で吉野ヶ里記念を制した。JRA勢は強力だが、3連勝中の勢いと52kgの軽ハンデを生かし好走を期待したい。

 他にもダートグレード競走6勝の古豪サクセスエナジー(牡8、栗東・北出成人厩舎)や、2020年のNHKマイルC覇者ラウダシオン(牡5、栗東・斉藤崇史厩舎)、今年の東京スプリントを制したシャマル(牡4、栗東・松下武士厩舎)などが出走する。

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