8/25(木)に
佐賀競馬場で行われる真夏のハンデ戦
サマーチャンピオンJpnIII。今年の出走各馬のハンデは52〜59キロで、最大7キロ差。
JRAから遠征の5頭と、地方馬7頭の計12頭がフルゲートで争う。主な出走馬は以下の通り。
■8/25(木)
サマーチャンピオンJpnIII(3歳以上・ハンデ・佐賀ダ1400m)
シャマル(牡4、
JRA・
松下武士厩舎)はデビューが21年3月の3歳未勝利戦と遅かったが、休養を挟みながら今年4月にはオープン入り。オープン初戦の
東京スプリントJpnIIIでは、昨年の勝ち馬
リュウノユキナら3頭との接戦をモノにし、勝利で飾っている。初の1400mだった続く
さきたま杯JpnIIもゴール前は3頭の争いとなり同タイムで3着の好内容。勢いがあり、57キロのハンデなら勝ち負けになりそう。
サクセスエナジー(牡8、
JRA・
北出成人厩舎)は1400mのダート
グレード5勝と距離実績断然。7歳だった21年には1200mの
東京盃JpnIIを7番人気で制し、衰えないスピードを披露した。その後は得意の1400mでも掲示板止まりだが、当レースでは昨年もハンデ59キロで2着がある。南関東での近2走よりメンバーが楽になる佐賀なら、見直しが必要だろう。
コンバスチョン(牡3、
JRA・
伊藤圭三厩舎)は今年、
ヒヤシンスステークスを制すと、父ディ
スクリートキャットが06年に制したUAEダービーG2に遠征(11着)。帰国初戦の
ユニコーンステークスGIIIは9着だったが、久々の影響はあったか。
全日本2歳優駿JpnIで2着もある、3歳世代でトップクラスのダート馬。古馬との対戦は初でもハンデ53キロをいかしての好走に期待。
レディバグ(牝4、
JRA・
北出成人)は2歳新馬戦を勝ち上がると、続く
兵庫ジュニアグランプリJpnIIでも2着と、早くから頭角を現した。3歳のダートオープンでは2着2回、3着1回と歯がゆい走りが続いたが、古馬との2勝クラス、3勝クラスを連勝。今年5月の
栗東ステークスでオープン初勝利を挙げ、前走の
スパーキングレディーカップJpnIIIは、
サルサディオーネに先着しての2着と力をつけてきた。ハンデ54キロは前走より1キロ軽く、補欠1番手から繰り上がった運も味方にしたい。
ラウダシオン(牡5、
JRA・齋藤崇史厩舎)は20年
NHKマイルカップGI、21年
京王杯スプリングカップGIIと芝重賞で2勝をマーク。今春には海外遠征も経験している。当レースでは06年に同じく
JRA芝重賞勝ちがあった
メイショウバトラーが勝利。初ダートでの勝利となれば史上初となるが、過去1度だけという斤量58キロの克服は課題になりそうだ。
そのほか、
JRA3勝クラスから転入した園田で1400m重賞勝ちがある
コウエイアンカ(セン7、兵庫・
保利良平厩舎)、
トライアル・
吉野ヶ里記念の勝ち馬
リュウノシンゲン(牡4、佐賀・
山田徹厩舎)にも注目。
発走は18時00分。
次回は9/11の『鳥栖大賞』の見どころを紹介予定です。
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